数合わせのシアワセ(『あめにうたえば』編)

 2007-04-16

春の嵐が街を襲撃して、沢山のひとがビッショリでした。私もその一人。傘が家に一本も無かったのにはびっくり。何故?雨はその勢いを様々に変えながら、私たちを小ばかにしたように降るし、それを冷たい風の野郎が飛び散らせて体に吹き付けてきやがる。自転車は雨に打たれながら走る。箱崎が遠い……。何で二年前期なのにこんなに用事があるんだ。下手したら週四かも。死ねる。自転車で行くわけだが、家に帰ると、受けた講義がたった一つでもすごく疲れて帰ってくる。真面目に引越し先をちゃんと検討した方がよさそうだ。やはり西新は遠い。西新でこれなら伊都はもっと……。ガクガクブルブル。


話し変わって、お金がどんどん出て行くのが凄く苦しい。何だよ春って季節は!どこも其処も新歓、新歓。飲み会は確実に、そして大胆に私たちの心と財布を蝕んでいく。欲しいものを買うのにも躊躇しないといけなくなるのは嫌だ。特に中古のCDなんかは結構その場限りな所があるから、いい物を見つけたらすぐに買いたくなるのが人の気持ち。今日もまた二枚いいものを見つけたから、思わず買ってしまったら3000円が蒸発したんだ。ああ、嫌になる。

雨に撃たえば...!disc 2

雨に撃たえば...!disc 2

Thank you, Beatles

Thank you, Beatles

この二枚。

恥ずかしながら七尾旅人は未聴だった。やっと聴けた。これは……何だ!?整然とした混沌がずらり。変態性はきっと同じジャンルの中村一義よりも上か。というか、この二人は方向性が違うか。クソ真面目な中村一義と、冗談めいた滅びの世界を描く七尾旅人。こっちの方が何でもあり感が凄い。まあ、別にどっちの方がいいというものでもないけれど。これは聴き込まないと、中々理解できそうに無い(特に歌詞)。しかし奇妙だ。『痛い』と言われそうな擦れ擦れのところでセンスがそれを芸術に昇華してるのか。

髭も、アルバムを買うのは初めて。アルバムタイトルの通りだ!こいつら本当にビートルズ好きなんだなーっていうのが凄く伝わってくる。音が凄くあの変の音っぽい。メロディなんかも。多分そのせいで、少し奥田民夫に似ているように聴こえる。歌詞にはもう意味は無いだろう。いや、でも……。多分考えたら負けなんだ、こういうのは。捻くれポップス・ロック!最近こういうユーモアのある新人はそれほどいない(普通にアジカン・くるりのポップなところを抽出した感じやら、スーパーカーやナンバーガールから引用したものや……。引用するのはいいが、それがあからさま過ぎると萎えてしまうのが私だった。)から、この個性のはっきりした音楽は新人らしからぬ感じがある。


そして明日はゲオが半額レンタルの日。また金が無くなるね。もしかして止めた方がいいのかなあ、この音楽の数合わせ。幾ら聴いても限が無いし、何も分かりはしない。でも、楽しいうちはまだいいよなあ……。楽しくなかったら問題だろ。やっぱりいるのかな、勉強のために色々と音楽を聴きすぎて、新鮮さと楽しさをかんぜんにスポイルしちゃった人……。少なくとも私はまだこのことで幸せを感じられる人間である事は嬉しい。

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