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『UNDER MY SKIN』 ART-SCHOOL

2009年12月26日 16:03

UNDER MY SKINUNDER MY SKIN
(2003/09/29)
ART-SCHOOL

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1. UNDER MY SKIN
第一期アートの、一番代表曲なのではないでしょうか。ライブでこれを演奏しないのはあまり聞いたこと無いし。ひたすら疾走、陽性な具合などかなぐり捨てて、ひたすらひんやりするような雰囲気のまま、延々と同じコード進行の中を駆け抜けていく。冒頭から繰り返され続ける、獰猛な横ノリのベースが強烈。アートにいた頃のひなっちが残した、最高の仕事だと思われ。相変わらず無茶苦茶な詰め込み方をしたせいで全然歌えていないサビの英語とか、それでも突き抜けていくボーカルとか、そして最後のシャウトとか、ともかく一直線な疾走をひとつの芸風としていた第一期アートの、間違いなくひとつの到達点だろう。シンプルもここまでやれば潔い。

2. JUNKY’S LAST KISS
無感情的な冷たいリフに乗って、木下もファルセットで歌う、ファンクとグランジを掛け合わせたような曲。刺々しさでは『EVIL』と並ぶものがある。ブリッジからサビに掛けて重く虚しく突き抜けていく感じはまさにこの時期のアートの魅力全開。追い詰められたように叫ぶボーカルと冷徹でタイトな演奏の対比が強烈。シャウトの中にファルセットが混じるのがまた切ない。強制終了感のある最後も良い。

3. LUCY
モグワイとかシガーロストかそういう北欧的な穏やかポップ。この時期はひたすら痛ましい曲とこういうひたすら柔らかな曲とのギャップが凄い。前曲からこの曲の繋がりも凄い。優しく澄んだ音のアコギと、実は打ち込みらしい淡々としたリズム、切実な歌が作り上げる美しい音はとても逃避的。でも「Going nowhere」で救いが無いけど。木下のファルセットの上昇の仕方は日本人離れしたものがある。洋楽オタクもここまで来ると業だな。


ART-SCHOOLの『LOVE / HATE』期のシングル第三弾。三曲入りだが、非常に濃い。シングルなので流れもクソも無い気もするが、それでもこの三曲はひとつの流れとして十分に美しいと思う。虚しく疾走する1、痛々しさの極まった2、優しい3と、この時期の楽曲の要点を集めたようなつくりになっている気がする。
二曲続けての陽性でないっぷりは凄いな。アートのキャリア中でも一番ダークな局面だと思われ。まあバンド的にも崩壊の真っただ中だろうし、そんな状況で、ちゃんとその殺伐さと救いの無さをちゃんと表現した曲を作れるものだと、そのある種献身的でさえある態度に本当に敬意を払いたい。
救いの無いアルバムの前哨戦として、とても最適と思われ。このシングルもやはり、この貴重な時期の音源として必聴。『JUNKY'S~』『LUCY』どちらも、隠れさせておくのが勿体無い良曲。

ライブ『UNDER MY SKIN』。PV無かった。ヒリヒリする疾走、ニューウェーブとオルタナの痛々しい折衷。
しかしこれ、最後シャウトしねえのな。それはいかんだろう。
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