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『DIVA』 ART-SCHOOL

2009年12月25日 15:05

ここから東芝EMIからのリリース。
DIVADIVA
(2002/10/30)
ART-SCHOOL

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1. DIVA
どっしりとしながらヒリヒリするような緊張感と繊細さを持ったヴァース(まるでThe Cureな感じ)から、サビで一転超疾走してまた戻るという、緩急が強烈なメジャー第一曲。ヴァース部のニューウェーブっぽくもあるボーカルの下を重いリズムが支え、それがサビになるとアホみたいにドライブするのが気持ち良い。ブレイクからベースが浮かび上がってリズムが入ってファルセットが入りギターが激しくなる具合の盛り上がり方も迫力がある。そしてサビの殆ど崩壊しているようなボーカル、最後のシャウトで完全崩壊に至る感じも含めて、破綻へ向かう疾走を思わせる、ある意味ネガティブとも取られかねない(違うと思うんだよなあ……)元気の良さが光る。

2. メルトダウン
淡々と重いヴァースからサビでメロディが飛翔しギターがうねる、ミドルテンポなグランジ。『DIVA』よりもこっちの方がずっとグランジっぽい(ていうか『DIVA』は別にグランジじゃないと思う)。ヴァースの拍子足らずな感じが淡々としつつももどかしさのようなものを演出している。この曲の見所はやっぱりサビ後のシャウトの連発だろうな。木下のグランジを存分に感じることが出来る。

3. レモン
ファンからは隠れ名曲と言われることの多い、非常にこじんまりとしたポップソング。僅か二分足らずという尺の中で瑞々しいギターのトーンの響きとキャッチーなサビ、そしてそれを更に際立たせる効果的なブレイク(ローゼズっぽい!)と、素敵な要素をめい一杯詰め込んだ、爽やかながら非常に濃い一曲。サビで不安定な歌が美メロを追って舞い上がるのはアート的な優しさとウィットがあってとても良い。非常に可愛らしいのに、やっぱり「君は死んだ」(笑)この「死」とか「頽廃」とかを綺麗なものとしてポップに響かせようとするのがアートの特徴でありタチの悪いところ。

4. TEENAGE LAST
太く柔らかなベースを中心とした穏やかなアレンジの曲。サビに入ってくるピアノのリフレインが非常にシンプルだが効果的。ヴァースのメロディは後に『Bells』で使いまわされる。音数の少なさによってボーカルの切実さが浮かび上がる。裏声の使い方が独特というか、彼独自の格好の付け方がよく分かる。タイトルで分かるように、どうやら木下ソロの曲のリメイクらしい。ソロの方は未聴。


ART-SCHOOLの東芝EMI移籍後初の音源でありシングル。当時は四曲千円でなかなかリーズナブルだが現在廃盤で値は吊り上がる(笑)『DIVA』と『メルトダウン』は続く1stフルアルバムに収録されるので、このシングルだけの曲は『レモン』と『TEENAGE LOST』の二曲。正直『TEENAGE LOST』はあると嬉しい小曲程度のものだと思うけど、『レモン』は正直名曲だと思う。ポップなメロディ書きとしての木下の魅力に溢れている。この二分足らずのために、今、高い金を払ってこのシングルを買うかどうか?筆者は買いました(笑)
基本的には前作『シャーロットe.p』と共通する音質、ソングライティング、世界観だと思う。やはり『MISS WORLD』以前の作品よりもずっと切迫した状況が歌われがち。やっぱ「Hold me, Touch me, Kiss me, Kill me」なんていう、もう美しい瞬間だけを摂取してあとは死んじまえ的な世界観が、まあネガティブといえばネガティブだけど、シロップ16gとかのリアルに社会不適合です的な陰鬱さとはまた違う、ロマン追求型の陰鬱さで、それは別にネガティブでもなんでもなくて、むしろ破滅に対してポジティブなんじゃねえかなあと思う今日このごろ。

『DIVA』のPV。ナルシズム全開!そして櫻井さんネタキャラ化(笑)
しかしどこの地下鉄だろう。日本じゃねえだろ(笑)……日本なのか?
こういうところを沢山のひとが、特にサラリーマンなどが行き来してたら笑える。
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