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60's MUSICっぽさを周縁から理解しようとするアプローチ

2008年12月07日 15:06

60'sの音楽を理解するには、まあまさに60'sの音楽を聞き込むことが必要ですが、ちゃんと裏口もあるのです。つまり、「60'sよりあとに作られた、60'sっぽい音楽を聴くこと」です。

特に、80'sあたりから60's再評価が進んでいきます。まずはドアーズやベルベッツといった割と暗黒的なバンドがニューウェーブのバンド達に参考にされるようになり、そして次第に60's的ポップ様式も、様々なインディバンドによって「再発見」され、引用されたり何となく使われたりするのです。そして、そういう様々なミックスや実験が、あとから解釈される「60'sらしさ」を形成していくのです。


まずはこれEcho & the Bunnymen / The Cutter
元々ドアーズ的なダークで奥行きのある世界のサイケ解釈で始まったこのバンドは、この辺りでその最高の成果を手にする。ジムモリソン的倒錯に満ちたボーカルが、やたら冷たい感じはするがきらびやかなサウンド(ディレイの発明!これがその後ギターサウンドをどれほど冷たく鋭くしたことか!)を纏って、しかし変な歌い方のはずなのにどうしようもなくポップで心地よい陶酔感にまで引き上げることが出来る。彼らはニューウェーブが取り入れた60'sダークさとその後現れる60'sサイケポップを、また独自の立場でリンクさせることに成功したのだ。このような実験が後のポストロックやら何やらにも援用されるし、2005年には21世紀的なアップデートの仕方でBloc Partyに引き継がれていくことになる。

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