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『With The Beatles』

2008年05月14日 01:26

With the Beatles

With the Beatles

1.It Won't Be Long

ジョンの「普通にちょっと強めに歌うだけで最高のシャウトになる」がいきなり聴けるどっしりした曲。これ一曲目っていうのも正解。やはりこの時代は売上なんかも大事だから一曲目のセレクトが鋭いな。ポップなんだけどやさぐれた感じのするメロからサビの荒々しい感じに行くのがかっこいい。「YHEA! YHEA!」の掛け声はまさにビートルズ。

2.All I've Got to Do

甘ーいバラード。しかし1st収録のものよりも憂鬱さ、アンニュイさが増している。単純にボーカルの表現力が上がっている。上品でスイートなジョンの曲。でも飛びぬけたものではない。

3.All My Loving

三連符のギターカッティングが印象的なこのアルバムの代表曲。まあ音的に凄く時代じみたものを感じるんだが、ロックンロールパターンを上手く脱した可憐なメロディが嫌でも耳に付く。ポールらしいマイナー調って感じ。まあサビ以外はメジャーなんだけど。こうなんか、フレンチな香りがするというか。しかし本当によく動くベースだなあ。結構面白い動きをしている。

4.Don't Bother Me

ジョージのビートルズ初作品。確かによく聞くとジョンでもポールでも無い声が聞こえてくる。まあ、まだ「ジョンでもポールでもない」程度の個性しかないけれど。独自の雰囲気も流石にまだ存在しない。でも、こもった感じのマイナー調メロディにジョージらしさが見られるかもしれない。

5.Little Child

軽快なピアノが導く軽快な曲。ハーモニカも聞こえる。ロックンロールのマナーに乗ったノリのいい曲。しかしまあ、普通な方か。特別な印象を抱かないタイプの曲。

6.Till There Was You

これはポールの曲と思ってたがカバーだった。やはりポールの作曲・メロディのスタイルは先人を良く勉強したものなんだなあと思う。シンプルな演奏はやはり独特のオシャレさがある。

7.Please Mr. Postman

このアルバムのもう一つの代表曲か。原曲を聴いている人ってどれくらいいるのか。私は聴いてないです。陽気に歌に寄り添うコーラスはまさにビートルズ。ジョンの歌もいい感じに粗く、こんなゆったりした曲でも聴かせる。最初の「ウェイ!」で既に個性全開だからなあ。

8.Roll Over Beethoven

チャック・ベリー!ジョージ精一杯のロックンロール!以上。ドラムパターンが変わったり、結構面白い。あとジョージの歌は大人しいからこその個性がある気もしてくる。

9.Hold Me Tight

ハンドクラップが軽快なポップな曲。まあでも印象に残らない。ベースが動き過ぎな気がしないでもない。

10.You Really Got Hold

カバーで三連バラード来ました。どっしり哀愁を漂わせる。ジョンのボーカルはもちろんだが、ジョージのクールなコーラスも良い。ロックンロールのアルバムならこういうのも一曲欲しいよね!って曲。

11.I Wanna Be Your Man

「ストーンズに曲提供?じゃあこのどうでもいい曲でいいや」っていう感じだかどうだかわからない、ストーンズに提供した駄曲。いや、サビの転がる感じは楽しいんだけど。この曲のリンゴの歌は今イチだな。ボールのコーラスの方が目立つ。最後の勢いもいいんだけど、何か足りない。

12.Devil In Her heart

まったりバラード。カバーで、結構崩した感じのジョージの歌は後の作風にも繋がるところだなあと思った。以上。コメントが難しいんだよこういうオールディーズチックなのは。

13.Not a Second Time

ピアノが印象的な曲。ジョンボーカル。以上。そんな感じの地味な曲。しかしソロもピアノなんだな。

14.Money

前作と同じく、ジョンの絶唱カバーで締め。軽快で不穏なピアノイントロからジョンの歌が湧き上がってくる。「ダダダダダダダ!」と同じ音を続けるあれが、正しく馬鹿っぽくロックンロールしている。思いっきり叫ぶジョンはもうひたすらズルいな。歌メロ破壊しまくり。かっこいいので自由です。


二枚目。この頃のイギリスの「シングルはアルバムに入れない風潮」があったんだったか、そんな空気を読んで、『She Loves You』『I Want to Hold Your Hand』などのシングル名曲は未収録。まあビートルズにはよくあること。


あのシングル二枚はかなり「ビートルズ臭い」曲ですが、そうやって自分たちの個性の把握が進んだのか、自分たちらしさみたいなものは前作よりも増えています。しかし、まだまだ。パターンや雰囲気でどうにかなってる部分も多いです。カバーも結構入ってるし。


ところで、このアルバムは同じロックンロール・オールディーズ集でも、前作よりもなんか重たい感じがします。所謂この時代のR&Bってやつか。初期ストーンズ的な要素が濃いんです。まあ個性はあるんですけど。バラードは憂鬱さの表現が上手くなり、ロックンロールでもコーラスなどでビートルズっぽさがしばしば現れるようになってます。だから、1stよりもまだ聴くことが多いですね。時代の埋もれ方もこっちの方がよさげ。いかにもオールディーズな雰囲気がぷんぷんしていて、そういうものとしてはかなり良いです。


まあ、次でジョンが爆発するんで、その前のまとめ、みたいな。布石、かな?

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