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『Maggot In Tears』KAREN

2008年05月02日 11:12

何故か前日amazonに載せたはずの『キラキラ』のレビューが載ってない!しかも投稿し直すと何故か「既に投稿されてるので無効よおバカさあん」的な文章が出てきやがる。頭に来たので今日買ったCDのレビューを超速で書いたらこれはちゃんと掲載された。例によってレビュー転載。手抜き更新。

MAGGOT IN TEARS

MAGGOT IN TEARS

ART-SCHOOLのヘナヘナなメロディ担当と、downyのがっしりしたリズム隊、そしてアチコさんによるこのバンドの初音源は、いい意味で正にその組み合わせそのまんまな音になった。戸高加入後にキラキラしたギターポップに転換したARTの、とりわけ『Flora』的な、ちょっとポストロック気味なギターサウンドに、機械的ながらも心地良く機能するdownyのリズムが上手く絡み、そこにアチコさんの澄んだ声が乗る。結果できたのがこの上質なギターポップアルバムで、なんだか片手間でやってるっていうのが勿体無いような、意外とか言ったらいけないかもしれないけど、そんな完成度を誇る。

雑誌等のインタビューなんかでは木下やアチコさんがひたすら「特に頑張って曲を作ったわけでもなく、だらだらジャムってたらなんか出来た」みたいなことを繰り返していたが、別に演奏が散漫になるわけでもなく、しっかりと纏まっているのは流石と言うべきか。というかあまりジャムっぽくないわけだが(笑)。完成度を求めて神経質に頑張ったってわけでもないのに、いや、だからこそ出来たのか、ゆったりとした音の空間が心地良い。

演奏も音の重なりも美しさを追求した、きっちりした世界観、しかしそれが適度にポップさを持っているのが嬉しい。木下のいい意味で淀んだコーラスもアクセントになっていて、つくづく素敵なバランスだなあと思う。まあ、バンドが始動して四年目でやっとの新譜という事情もあるのか、初期衝動みたいなのはそんなに感じられないが、その分よく練られたこのアルバムは、ライブを見づらい状況な地方のファンの期待に十分以上に応えたものだと思う。

最後に。リードトラック的な『"Lorraine"』を聴いた時は、「これ別にARTの新曲で良くね?」とも思ったものだが(まあ結構好きだけど。「パッパッパー」ってコーラスがUSインディっぽくて素敵)、アルバム全体は結構「別物」なので、ARTのファンとしては結構新鮮味もあって良かったです。


ここからamazonのレビューに書いていない部分。


正直、初めはこのメンツの中で木下が浮いてるなあ(あまりよくない意味で。技術とか)とか思ったりもしたけど、まあライブがどうかは知らないんですけど、全然そんなこと無くて安心。もしかしたら「ただボーカルが女性になっただけのART-SCHOOL」になるのかなあという心配もあったけど、これもそうはなって無くて安心。しかし意外とボリュームがあってびっくり。もっとミニアルバム的なリリースをすると思っていたので。まあこれに頑張り過ぎてART本体が疎かになって欲しくはないものですけど、それも最近のメンバーの日記によると調子がいいみたいで安心です。なんかいい感じでキャリア築いてるな木下は。インタビューのあのやたらやる気なさげなユーモラスなキャラは何なんだ。なんかいいなと思う。

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