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『スカーレット』

2008年03月29日 10:44

全曲レビュー再開します。

Missing(初回限定盤)(DVD付)

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『スカーレット』はタワレコ限定ミニアルバムで今は絶版。これと次の『LOST IN THE AIR』をコンパイルし新曲二曲を加えた編集盤『Missing』が販売されているのでアマゾンリンクを張る。しかしアマゾンのレビューボロカス過ぎwww


1.スカーレット

疾走感あふれる「らしい」曲だけど、以前の疾走曲と感触が異なる。ゴリゴリさが減り鋭く、ポップになった感じか。メインのリフがあまり歪んでいないのがその要因だろう。まあ出だしから「よく澄んだ十月に僕らはそう失った」と歌われ、根っこは変わってない感じがするけど。極端に性的描写が増え始めるこのアルバムにおいてこの曲もそういう歌詞が見え隠れする。サビの「しまぁーたぁーっ!」のシャウトは一貫したバンドのカラーを感じる。

2.RAIN SONG

どこかで読んだけど、新メンバーになって初めてセッションして作った曲らしい。アルペジオに少し『Love/ Hate』の香りが。サビのバリバリしたギターといい、アルバム中では最も第一期に近い曲。その曲自体の単調さとかも含めて。サビの英語は木下としか言いようがない。「それよりなんか 肉食いてえ」の歌詞に衝撃www4分50秒もあるがやや冗長か。

3.クロエ

本人も認めるところの名曲。後期ARTの新規路線の一つ「ファンク路線」の代表曲。ファンクといってももろに脂っこいプリンス張りのそれではなくて、「ああ木下頑張ってる」程度のそれ。だがそこがいい。軽快にリズムを刻むギターがサビで澄んだフレーズに変わるのが印象的。ストイックなドラムが良い。ドラムは後期ARTにおいてどんどんと進化していくが、その一つかも。歌詞はもろにセックスセックスしてる。「猿」という後期ART頻出の単語が登場する。裏声を多用するためライブでは歌いづらいし聞こえづらかった。

4.TARANTULA

正直そんなに印象に残らない曲。リフもメロディもまあしっかりしてるんだけどなんでだろ?単調すぎるか。とてもNIRVANAしている。やっぱりセックスセックスな歌詞。セックスを通しての自嘲みたいなのが後期ARTの大きなテーマ。そういえばスマパンの復活シングルも『TARANTULA』でしたね。

5.1995

この曲相当好き。後期ARTの爽やかギターポップ路線がここでいきなり完成している。スピッツの『青い車』などを連想するような澄み切った世界観。歌詞も情景描写が眩しくて素敵。海岸線沿いの道路を盗んだ車で走っていくような爽やかさ。そして流れるようなメロディが秀逸。ヘタレ声が曲の瑞々しさに非常にマッチしている。アルバム全体を通して流れる深いコーラスのかかったギターがとても効果的で良い。時々こういう情景喚起能力の高い曲を出してくるから彼らは好きだ。

6.アパート

ハードなギターと切迫した雰囲気の曲、セックスセックスな詞。心地よい疾走感だが、ただこれAメロは『スカーレット』と被ってるのでは?同アルバム中で被るなんて……。まあよくあることだし気にしない。ハイハットの連続が緊張感を出していて良い。サビはAメロと同一のメロディを叫ぶ、みたいな曲構成、私は嫌いじゃないぜ(cf.『白い薔薇が白い薔薇であるように』by髭(HiGE))

7.君は僕の物だった

穏やかなミドルテンポナンバーで締め。単調に刻むギターのクリーンさが曲に合ってる。サビのコーラスが効果的。USエモ的な淡々とした進行。これも結構第一期の面影を残しているかも。もう一つフックがあれば名曲になれたかも。


新生ART-SCHOOLの一発目。上記のとおりタワレコ限定ミニアルバム。いつも彼らのミニアルバムは6曲入りなのに何故かこれだけ7曲入りとなっている。やや不安定ながらも、新しいバンドの方向性をしっかりと提示している。ポストロック的な淡さ・脆さを持ったギターポップとファンク要素はここからの彼らの新しい武器である。全編に渡って流れる新ギター・戸高の深いコーラスが掛ったギターは良いが、全曲で使うもんだからヴァリエーションを狭めてないか?でも彼はジャズマスター使いだから好き。最近またジャズマス復帰したみたいだし。

歌詞とかの世界観に占めるセックスの割合が増加し、自分を猿だとして自嘲する。以前の美しい情景を描こうとする路線はやや後退するが、時々現れてはいいアクセントになる。美しさと汚さがより入り混じってきた感じ。

D

この変な字幕、元のPVにはついてないんだけど、YoutubeにあがってるARTのPVにはなぜかやたらつけられてる(上と下のやつ。横のはPVの演出)。ウザいことこの上ない。英訳も今一つ納得いかないし、ローマ字とか馬鹿だろ?

そして真面目なんだかふざけてるんだかなPV。後期ARTはなんか仲良しだなあと当時のロッキンオンジャパンのインタビューを読みながら思ったものだった。でも最近はなんか行き詰ってるみたい。ソースは本人たちの日記。

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