--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『Requiem For Innocence』

2008年03月08日 04:59

Requiem for Innocence

Requiem for Innocence

1.Boy Meets Girl

ひたすら一本調子で突き進んでいく疾走ナンバー。曲中で展開がガラッと変わることが無いのでひたすら一直線に突っ走る。曲単体で見たらややアレだけど、アルバム一曲目としてはいいかも。サビのリズムの掛け合いはこの時期のこいつら本当に好きだなあって感じ。『DIVA』とか『FADE TO BLACK』でも見られる。

2.リグレット

一曲目の勢いを受け継ぎ疾走する。爽やかなAメロから崩壊していくサビへ突進する。歌メロも若干崩壊というか音外し気味。パワーポップっぽいかも。最後の叫びを伸ばすところが好き。

3.DIVA

先行シングル曲。詳しくはシングル『DIVA』の方を。この流れで聴くと、Aメロまでのどっしりした展開でアルバム中のアクセントかと思ったら、やっぱり疾走か!?って感じ。このアルバムの前半はとにかく勢い勝負。

4.車輪の下

『MISS WORLD』のボートラ収録のリテイク。当然音質はこっちの方が良い。ベースが曲の中心でどっしりと進んでいく拍子足らずナンバー。歌詞はアルバム中でも結構詩的な方。アルバム中で一番ニルヴァーナしているのはこれか?終りの方のギターソロは気づきにくいがダイナソーJr風。また疾走曲か!

5.メルトダウン

とりあえずここで疾走曲が途切れる。詳しくはシングル『DIVA』の方で。通して聴くと、別に無くてもいいかなあって思う。でもそしたらアルバム全体が短すぎるか。

6.サッドマシーン

アルバム曲中では一番の出来。冷たいアルペジオから張り裂けるサビへの展開がこの曲では良くできている。本当にシンプルな作りで、本当の曲時間以上に短く感じる。間奏から最後のサビにかけての「助けてえ!」がまたこのボーカルならでは。歌詞はまさに中二病全開!嫌いじゃないぜそういうの。ドラムを中心に緊張感のある作り。

7.欲望の翼

これはやや落ちるかな。『シャーロットe.p』の『I hate myself』の焼き直し。歌詞はこれは悪い意味で中二的に感じてしまう。ベースとか格好いいんだけど、サビ後の展開も悪くないんだけど、なんか足りない。

8.アイリス

これまたシンプルな疾走曲。イントロのギターの勢いそのままに曲が展開し、その勢いのままアウトロのシャウトまで突っ走る。サビはやはり木下英語。ババスアイナーって何だよ!?また「ヘッヘェーイ」というちょっと脱力できるボーカルも聞こえる。

9.フラジャイル

フラジャイルなのはバンドの方だろ!って感じの曲。この脆そうな感じがまあ魅力。ドラムのちょっと崩したリズムが曲の切なさを増幅させる。ある意味木下にしか歌えない雰囲気がある。脆いというか、酷いというか。かっこいいと思えちゃうから悔しい。

10.foolish

『シャーロットe.p』からの収録。実はインディーズ時代から大事にしてきた彼らの出世作だったりする。前曲からガラッとムードが変わるのは流れとして好き。

11.シャーロット

やたら一本調子で突っ走って、ともすれば深みの無いアルバムになりかねないのを防ぐ最強の一曲。詳しくは『シャーロットe.p』の方で。『シャーロットe.p』で聴くよりもこっちで聴いた方がしっくりくるので、これをアルバムに収録したのは大正解だろう。アルバムのディープサイドを一手に引き受けている。それだけにちょっと浮いてすらいるかも。引力を感じる。

12.乾いた花

アルバムを閉じるために存在するタイプの曲。同じタイプの曲では『MEAN STREET』の『ダウナー』の方が好きだなあ。っていうか『ダウナー』となんか似てるこの曲。短いAメロ、乾いたギター。最後に何故かピアノが鳴る。本人たちはきっとこれに大事な意味を持たせているんだろうが、聴いてる方からすると割とどうでもいい感じの使い方。


1stフルアルバム。全十二曲で40分弱と、聴きやすい収録時間になっている。一本調子すぎるし、そのシンプルすぎる曲作りは嫌いな人もいるだろう。ボーカルや詞の酷さとかは、ある意味魅力と裏返しの部分があるため、もう聴く人の趣味如何だなあと思い評価できない。ただ、意外と既出曲が多い(全十二曲中五曲)のと、アルバム曲の中で既出曲を超えるものが無いかなあって思えちゃうところは気になる。アルバムとしての完成度は次作『Love/ Hate』の方が高いか。このアルバムは一曲一曲の独立性が強い気がする。インディーズからのサウンドキャラクターはここでいったん完結し、この先はまたちょっと違った世界観へ移行していく。空虚さが増していく。

D

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://okazaki5.blog95.fc2.com/tb.php/277-afa4c8fc
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。