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ART,NBA,髭

2007年11月23日 11:27

最近はまた買い物が酷い。色々買いまくっている。漫画は前に述べたとおり。CDもそれなりに買ったりした。あと演奏用の機材とか。

LOVE/HATE(初回)

LOVE/HATE(初回)

UNDER MY SKIN

UNDER MY SKIN

DIVA

DIVA

ヤフオクで買ったCDズ。これで第一期Art-SchoolはあとCD音源はシングル『EVIL』だけだけど、あのシングルは収録曲四曲中三曲がアルバムに入っているから買う気にならない。それでもいつか買ってしまいそうな自分が怖い。

『LOVE/HATE』は初回プレス分限定の曲『Seagull』一曲のために買ったようなものだ(まあ以前はデータでしか持っていなかったのでどっちにしろCDで欲しかったけど)。このボーナストラック、それなりにいいけど確かに本編に入れたら浮いていたかも。どちらかといえば『LOVE/HATE』の憂鬱陰鬱路線じゃなくてもっとインディー時代に近い曲だった。しかしやっぱりこの時期の曲は彼らのキャリアの中でも特に繰り返しが頻繁で、普通に「手抜き」に見える。それでもそれがそれなりによく聞こえるのは、単純に私がこういうシンプルな曲構成が好きなだけなんだろう。

しかし聴き返すたびに、「『LOVE/HATE』はいいアルバムだなあ」と思う。色々なUSオルタナ系バンドの影響と、ニューウェーブかポストロックよろしくな切なげな旋律が巧くはまっている気がする。なんとなくイメージで言えばMewとかが一番近いかも。

で、その『LOVE/HATE』以前のシングル『UNDER MY SKIN』は、正直表題曲よりもカップリングの方が出来がいいように思える。『JUNKY'S LAST KISS』はブリッジ部がかなりNIRVANAを思わせる、しっかりと上り詰めない激しさがのた打ち回るメロディで素敵。そして『LUCY』は本当にそれこそMewとかを引き合いに出すような優しい音でできた名曲だと思う。これは彼らの第一期の曲の中でも一番第二期以降っぽい曲かも。歌詞は相変わらず中二だがな。

で、その前のアルバム『Requiem For Innocence』の先行シングル『DIVA』。こっちは四曲中二曲がアルバムに収録。実は『Requiem For~』って十二曲中五曲が既出曲なんだな。まあ別にいいけど。ちなみにそのアルバムに収録された二曲はどっちも好き。で、そんなこのシングルの魅力は『レモン』に尽きる。僅か二分足らずの激しめなUK風ギターポップだけど、サビのローゼズ風ブレイクが格好良い。そして適度に揺らぎ激しくなるギター。こいつらがどういう音楽に憧れているかがすぐに分かる一曲。あともう一曲はソロ時代の曲のリメイク?メロディが見事に『LOVE/HATE』の『Bells』に使い回されている、ピアノが入った静かな一曲。こういう曲は最近に近づくにつれて良くなっていくので、この時期のこういう曲はそんなにでもない。まあ嫌いじゃないけど。

どちらのシングルも移籍前の東芝時代のもので、両方とも廃盤。オークションではそれなりにプレミアもついた。


Love/Hate

Love/Hate

で、ちょっとややこしいけれど、UKオルタナロックバンドNine Black Alpsの新譜のタイトルも『LOVE/HATE』。こっちは忙しくてまだちゃんと聴けていない(次に挙げるCDばかり聴いてるせいだけど)。前作はグランジ曲ははっきりとグランジ、エリオットスミスな曲は完全にメロウって感じで、両方が一体となった曲はせいぜい『Unsatisfied』くらいだったけど、今回のアルバムはそれら二つの傾向が混じった曲が多くなっている。一曲目からやたらポップな『Bitter End』だからなあ。そして自然と、切なげなアルペジオと轟音を繰り返す曲も増え、アルバムタイトルだけでなく曲まで本当にArt-Schoolぽくなっててびっくりする(本当はMySpaceで発売前から聴いてたんだけど)。だからUSインディグランジって感じは結構後退して(それでも十分にグランジだけど)、80年代以降のUKギターロック的な側面(Ride!ジザメリ!ローゼズ!)が増えた。多分このせいでファンの一部には評判は良くないと思われる。私はどっちも(USもUKも)好きだから無問題。聴き込みます。メロディは本当にいい感じ。単純にいい曲を書くと思う。

Chaos in Apple

Chaos in Apple

そして、ここ最近でUSインディな傾向が更に促進されていた髭(HiGE)の新譜。もうずっとこれを待ってた。グランジと聞いてずっと待ってた。実際はそこまでグランジグランジな曲ばかりでもなく、そして何よりも、どう考えても前よりも練られていない、というか練り上げることを完全に放棄した曲が並ぶ。その辺のせいか2ちゃんでは結構評判悪い感じだけど、いやいやでもこれはいいぞ。へろへろしたUSインディロック、本当にPavementっぽい曲がずらりと並ぶ。この感じが好きな人にとってはまあ見事なアルバムだろうこれ。『GOO』とか、やってることは悔しいくらいにシンプルなのに、微妙な盛り上がりでやたら興奮するし、『B級プロパガンダ』の最後のサビ前のちょっとアルペジオがサイケになる部分とかが曲のシンプルさにとってつけた感じてやたらその曲作りに魅力を感じる。シングル曲が過去最大の三曲入っているが、それらが特に山場になったりすることも無く、かといってアルバムに核となる大曲が存在するわけでもなく、そしてサイケとグランジとシューゲイザーの隙間でヘロヘロとめまぐるしく展開していく『電波にのって』でアルバムはなんとなく終わる。確かに『Thank You,Beatles』で見せた大胆なダイナミズムみたいなのは無いけど、その代わりにあるのは非常に確信犯的な倦怠感。『100%太陽』のベイビー連呼なんて、相当やるせない。ある意味Pavementでもここまでしねえよって部分がある(いやでもあいつらなんでもありだからなあ……)。適度にやる気の感じられない須藤寿のボーカルももう何て言うか、狙いまくりだよね和製マルクマス。ああ、抗えない……。

いやでもこれは本当に、日本産の『Crooked Rain, Crooked Rain』かもしれない。日本のローファイロックのメジャー進出の大切なワンステップかもしれん。これも聴き込みます。好きだー!ローファイ万歳!

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