平野耕太・榎本俊二
まさかヘルシング最新巻より先にこっちを手にしてしまうとは……。まだ九巻は未読な私。
『HELLSING』で狂った熱血描写とともかく悲惨な世界観と過剰なネーム力で有名な平野耕太、彼がその前の時代、ファミ通PS(最早名前自体がノスタルジアの世界なのか?)にて連載していた大暴走漫画。一応ゲーム版『げんしけん』的な部分はあるが、そのコアさはともかくぶっ飛び具合は確実に比べるべきものですらない。ヘルシングの台詞回しがやたら調子がいいときのテンションでゲーム関係のマンガを書くとここまで酷くなる(素晴らしい!)!ネタもいちいちレゲークソゲーの嵐だが、それをファミ通誌上で、しかもこれでもかというほど執拗にやっていたというのは凄い。更に徹底的なこの時期のスクウ○ア(7,8くらいの時期)批判(というかおちょくりというか)を展開する様はまさに気が狂っとる。挙句の果てに「自分で選べもしねーで流れに乗ってゲーム買う奴なんざセングラでもやってろっての!!」というセリフまで吐く始末。結局打ち切り。当たり前だ大馬鹿野郎!!!最高すぎる。そして頻出するヘルシング巻末とかのあのヘロヘロなノリ。ああいうのが好きな人は好きになれるかも。あ、でもレゲークソゲーの知識が無いときつい……。私も半分くらいは分かってない気がするし。あとおっぱいはでっかい。やたらでっかい。平野耕太、男である。
今日は夜も十時を過ぎてからブックオフに行って、久々に二千円以上のお金を漫画だけにつぎ込んだ。悔いは無い。
他に買ったのは『アドルフに告ぐ』全巻セット(まだ読んでない)とこれ↓
とあるお知り合い様のレビューを読んで感化された、『えの素』大好きな私(集めたい!でも意外と見当たらない)は、こんな本もブックオフで見つけた。ちなみに平野耕太の上の本も結構レアそうだ。
こっちは『えの素』のぶっ飛び方とも『ゴールデンラッキー』のシュールさともちょっと違う、でも共通したノリで持って作者の育児の経過を綴ったエッセイ的な漫画。育児漫画だから基本ほのぼのしているが、それでも特にだれることも無く、むしろ勢いに乗って読めてしまうのは作者の実力というか技法のせいだろうか。色々省略してスピーディーに状況転換する作風は、ひたすら突っ込みのいない『えの素』の良く分からないがからっとした勢い、エログロなのにそれを感じさせない勢いにおいて確立されたものだったが、それがこの漫画の上では完全に作者の持ち味として輝きまくっている。言うなれば「育児ギャグ」漫画なんだろうが、彼以外の漫画家の誰でさえもこんな漫画は書けるまいといった独特のスピード感溢れる作風が、まさかこんな漫画でも発揮されるなんて。そして子どもかわいいけど、奥さんがまた可愛い。しかし漫画家夫婦ってなんかいいなあ。えっトガーシー?タケウーチー?あと四回しか読めないよHH。
アドルフに告ぐは明日読もう。
やった、久々にCDとかのこと以外のことを書けたぞ!









