Please Take Me Anywhere!
まずは風邪を治さなくちゃなあ……。寝苦しくて仕方が無い。
サニーデイサービスの曲って、曲から景色が見えてくるからいいですね。その中に行きたい。
私はあらゆるカルチャーのそういう、どっかに連れて行ってくれる部分が好きです。小沢健二を聞けば90年代の東京の幸せな群像の中にいる気がするし(LIFEとその前後限定ですがね)、『The World Is Mine』期のくるりを聴いてるとえらく寂しい世界の果てにいる気がするし、リバティーンズを聴いてるとボロボロでくすんだロンドンの街にいる気がするし、初期ライドを聴くと純粋な場所に来た気がするしあれ音楽しか語れてないなじゃあ『リバーズエッジ』読んでやたら冷ややかな夜中の川べりに立ちたくなったり、『ラブやん』読んで引きこもりたくなったりならなかったり、『FF9』のファンタジックに中世と近代をごちゃ混ぜにしたイギリス的世界観には引き込まれるし、ホールデンのクソガキよろしく夜のニューヨークをうろうろしたいし、ああそういえば映画は結局全然観ていないや誰だよ理論武装の秋とか言ってた奴は。
「私はとても文化人ぶりたい。他人が吐き気を催すほどに自分のノウレッジをひけらかして街を歩きたい。そしてそんな話を分かってくれるそれなりに素敵で切なさげな女の子と一緒に寂しい海沿いの場所で投身自殺したい。」
こんなことを時々それなりに真面目に考えてる自分がいる。割とまとも:ヤバイの比率が6:4くらい。やばい。
しかし何で「愛する人と一緒に投身自殺」っていうのはこんなにも美しいような気がしてしまうのでしょうかね。「死ぬ時は二人で」とか「死んで一つになる」とか「死を前にして分かり合っていた二人」とか、そんなはず無いじゃんと平気で思えてしまうのに。私は「君の青い車に乗って海に」行きたいし、「きみとどこか遠くへ もっと遠いところへ」行きたいし、で、こういう思いをするたびに、いい歌ってすごいなあと何ともしょうもないことを思ってしまう。
強い幻覚を!それか気が狂うほど美しく冷え込んだ世界を!もしくはどうしようもなく淀み狂った現実を!
シド・バレットが見た世界を私もちょっと見てみたい、かなり怖いけど。
- アーティスト: サニーデイ・サービス, 曽我部恵一
- 出版社/メーカー: ミディ
- 発売日: 2001/05/23
- メディア: CD
- アーティスト: Syd Barrett
- 出版社/メーカー: Toshiba EMI
- 発売日: 1990/08/07
- メディア: CD
しかし、どうあがいたって想像の外の現実の私はどこにも行けやしない。全部風邪のせいだい!







