ヒリヒリする僕の太陽
長崎のSky Jamboree07'とか言うフェスに行ったら、手と顔がやけに日焼けしまくって痛かった。
簡単に、所々熱を上げてこのフェスの経過を紹介するよ。
一番目:10-FEET
ふーん。
二番目:THE RODEO CARBURETTOR
ポストミッシェルな熱いガレージロックバンドということは知ってたけど、結局フェス前にアルバムを借りれなくて、前情報が公式サイトの試聴だけで観たんですけど、まあやはりというか、格好良いわけですよ。ギターがテレキャスでジャキジャキバッキバキのサウンドでリフを弾けば、ベースがそれを上手に掬い、ドラムがシンプルながら力強くロールする、そんな正統派ロックンロール、オイオイコールの要らない、あっちゃいけないロックンロールでした。事実途中からほぼ完全にオイオイコールがなくなったのがざまあみろって感じでよかったです。曲調はミッシェルで言うならロデオ期的な感じが一番近いかもしれないが、結構ボーカルの声が違う(誤解を恐れず言えば、ちょっとビジュアル系にも通ずる声だったかも)し曲の作りももっと3ピース的でちゃんと区別化は果たされているんじゃないかなあ。しかしまあ、演奏中はそんなこと考えるまでもなく格好よかったですよ。
三番目:FUNKY MONEKY BABYS
恥ずかしながら私、この人たちが有名であることも、この人たちがバンドではなくラップグループであったことさえも知らなかったんですよ。で、ふーん。こういうのでみんな一緒の身振り手振りをするのって、ちょっと好きになれませんね。
四番手:髭(HiGE)
このフェス、それぞれのアーティストが出てくる前に地元ラジオDJが前煽りを入れるんですが、それなしに突然本人たち登場、『アエニウタエバ』を演奏、そして須藤氏の煽り。「挑戦状を叩きつける!」と言ってオーディエンスを盛り上げるも、「じゃあ一回引っ込む」と言って舞台袖へ。サウンドチェックだったらしく、この熱い調子外しでむしろ盛り上がるオーディエンス。
DJがしゃべってからちゃんと始まると、今度はメンバー三人が演奏している中を須藤氏が氷とアイスピックを持って登場して、氷を粉砕しては口にくわえ、それを客に向かって投げていた。そして曲に入る、『白い薔薇が白い薔薇であるように』。ここでもういきなり盛り上がりまくり、あとはずっと激しい曲とハイテンポな曲をやって終わった。MCも面白かった。人を食ったようででもわざとらしすぎるほどにオーディエンスとの距離を縮めようとするスタイルは格好よい。
しかし、まさか髭でモッシュが観れるとは・・・・・・。演奏した曲のせいもあるけど、えらく縦ノリだったし、ファン層が意外と若いのかもしれない。個人的には、横ノリなサイケな曲や、新曲『黒にそめろ』をやってくれなかったのが残念。でも良いライブだったことは間違いない。単独ライブにも行ってみたくなった。
サウンドチェック:アメニウタエバ
1:白い薔薇が白い薔薇であるように
2:ブラッティーマリー、気をつけろ!
3:Mr.アメリカ
4:王様はロバの言うとおり
5:ギルティーは罪な奴
6:ダーティーな世界
7:ロックンロールと五人の囚人
五番目:Rickie-G
全然知らないアーティストだった。そしてこの頃が一番暑かった。日焼けもあって一番しんどい時間で、あまりちゃんと聴けなかったが、そのゆったりとした、レゲエな雰囲気は、激しい曲で溢れかえりがちなフェスにおいていい清涼剤となるんだろう。そんな感じだった。多分。本当にちゃんと聴いてないから何も言えない。
六番目:BEAT CRUSADERS
まさに一番暑い時間帯。死にそうなほど暑いから後ろの方で見てたんですけど、流石にこのバンドはフェスが似合うなあと思った。キーボの人が赤い服着てて、しかもキーボ弾かない時はやたらパフォーマンスにかけてたから相当笑った。キーボ弾いてる時間がそんなに無いから基本は変な動きしてた。しかし熱かったなあ、演奏も客のテンションも気温も。
七番目:the pillows
順番を勘違いしていて、あやうくどうにかなるところだったんです。友達が気付いてくれて助かった。
それで、ピロウズのライブは二回目なんですが、まあ短い短い。このフェスは一バンド30分なんですが、まああっという間でした。始まり一発アウイェ!で、いきなり『Little Busters』!これは熱かった。凄く盛り上がるオーディエンス。MCも軽快で、これは2ちゃんからの転載ですが、
・ビークルが汗だくで帰って来て「僕達今からあそこ行くんすかマジッスか」と思ったとかなんとか
・レディバ前「この前シングルが出たんだが…あれ?反応薄い…言わなきゃよかった」
・さ「上下関係に厳しいエルレのDr.のタカシくんをタカシさんを呼ぶと嫌がるんでいつもさん付で呼んでます、出て来たら呼んでやれw」
P「タカシさんコンチハッス!」
・さ「zepp福岡でやるんでヨロシクアウイェ」
とか言ってた。しかしもっと色々と曲が聴きたかったなあ。割と軽めなセットリストだったから、激しい曲も聴きたかった。まあでもそれなりには満足。ただ、オイオイコールはやめて欲しい。何で間奏でみんなオイオイ言っちゃうかなあ。
1:Little Busters
2:ROCK'N'ROLL SINNERS
3:Ladybird Girl
4:Funny Bunny
5:スケアクロウ
6:サードアイ
7:ハイブリッド レインボウ
八番目:ザ・クロマニョンズ
うん、音源よりもずっと良かった。やっぱりライブのために曲書いてる感じなんだなあと思いました。そりゃあもう、あんな卑怯なくらいシンプルな曲がもう盛り上がる盛り上がる。昔のバンドの曲をやってくれないのが残念ですが、そんなこと関係無しに格好よいライブをしていました。ヒロトはやっぱり格好よいです。あんな華奢な体であんなに訳分からない動きをずっとやってたらぶっ倒れそうなもんですよ。途中でやたら原始音楽的なドラムソロがあったりもして、30分にしては物凄く濃いライブが見れた気がします。
九番目:ELLEGARDEN
なんか、DJの前説無しに始まったような。2ちゃんによるとやっぱり、サウンドチェックからそのまま始まったらしい。しかしそのせいか、何か音のバランスが悪かった気がします。声が全然通らなくて(細見氏の調子も悪かったらしいけど)、なんかがしゃがしゃしてたかも。しかしそれでもファンはクソ盛り上がる。流石に疲れたのか人が少ないかなあと思ってたら、奴らやたら密集してやがった!エルレが終わってからとりあえず引っ込む客の量を考えるに、奴ら相当ぎゅうぎゅうになってたぞ暑かろうに。オイオイ&モッシュ!勝手にやってくれい。なんか細見氏本人がそういう行為について、「音楽とエンターテイメントを一緒にしすぎてる」とか苦言を呈してたのが受けたが、その直後にモッシュする、何に話も聴いていないバカもいて笑った。別に特に好きでもないが、報われないなあ彼らとは思った。
ラスト:KEMURI
スカイジャンボリーフェス始まって以来ずっと参加していたらしいケムリも、今年末で解散してしまうために、これが最後のこのフェス出演となってしまったわけで、一体どんな気持ちでこのライブをやってたのだろうと思うと凄い。しかし、ライブ自体はそんな悲しさや切なさは全く無しの、もうひたすら楽しく、楽しく、楽しく音楽が回っている状態でした。エルレが終わって引っ込んでいた人たちも次第に帰ってきて、みんな重い思いにその楽しい音楽に体を預けていました。
そして凄いのはアンコール。一旦終わった後にまた出てきて、二曲アンコールをして、それでもう最高に、これ以上無いって程に盛り上がったのです。それで終わって、ああ凄かった帰ろうとみんな出て行くわけです。終わったあとの音楽も流れて、「すかいじゃんぼりー07をおわります」的なアナウンスが流れますよ。
で、そういう帰りムードの中、突如盛り上がるステージ前。まさかと思ったら、そう、そこには彼らが三度ステージに立っていました。まさかのアンコール。一曲だけでしたが、それはそれはもう感動モノで、全然彼らの曲を知らない私も、物凄く心にぐっと来るものがありました。
ライブ中何回か、ボーカルの伊藤氏が挨拶をします。というか感謝。ライブスタッフの皆さん、警備をしてくれている人、このフェスで共演したアーティスト、そしてオーディエンス・・・・・・。どういう気持ちでそういったことを言ってるか分かりませんが、彼らの精一杯の誠意とかそんなものが強く伝わってきて、なんだかヒリヒリしました。
終わってみればもうそれは汗だくで、私たちはドロドロの体を夜風で少し乾かし、バスの冷房で乾かして長崎市街へ帰り、適当なネカフェに泊まり、次の日観光して帰ったのでした。ネカフェはシャワーがついてなくて、シャワーがついてるところを探そうとして結局見つからず、頭だけ洗ったのはいい思い出かもしれません。泊まり場合はちゃんと事前のチェックを怠ってはいけないということを学んで帰った月曜日でした。







