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ピアノを弾くテディベア

2008年08月29日 20:20

くるり『さよならリグレット』のPV。いつの間に。

普通に曲もいいのですが、やはりピアノが肝かと。『ワルツを踊れ』とはまた違った独自のクラシックの解釈する三柴理のピアノが、圧倒的に曲を左右している。この独特の転がり方をするピアノはやはり素敵です。イントロのメロディに筋少・特撮の香りがしないでもないです。

特撮の『サンフランシスコ』。三柴理の圧倒的なピアノが聴けます。こういった狂気じみたのが持ち味だと思うので、そういう曲がくるりで聴けたらいいなあと思います。
どの雑誌でも岸田がスランプだって言ってて、やや不安はありますが。

しかし凄い弾き様。これだけピアノが弾けたら楽しいだろうなあ。
多分この人一人のために一枚アルバムを作ることも可能だよなあ。

とりあえず『さよならリグレット』はきっちり4曲入ってるのが嬉しいシングルなので、買う予定。
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夢のような話

2008年08月22日 03:13

9月後半にAppleから定額で音楽がダウンロードし放題の「iTunes Unlimited」登場か

うわあ凄い……。圧倒的じゃないかアップル。
でもこんなサービス始めたら、取れる曲は何でも取ってしまうよなあ。
ますますCD文化がさようならするどころか、レンタル業界も死ねるだろうなあ。

まあ日本では某著作権圧力団体のおかげで実現しないで済むでしょうけど。
ビバ著作権。

クソが。

五十嵐、働く。

2008年08月21日 04:01

バイト終わって家帰って寝て起きたらなんか来てた。

元Syrup16g五十嵐隆がソロ活動

いいなあ東京は……。
どういう方向で行くんでしょうか。弾き語り?

Fantasma / Cornelius

2008年08月20日 02:59

なんてこった!たったこれだけの文章を2ちゃんに書き込むために書いてるだけで2時間くらい経ってしまったぞ!いくら何でも衰え過ぎだ脳みそみそみそ!

レビュー

Fantasma / Cornelius

1.Mic Check ★★☆
DTMやっててマイク録音したことのある人なら「やるやるwww」って思うような、生活音の録音。無駄にエコーかけたりね。
リズムが入ってからが本番。機材チェックのような雰囲気から、機械による「1、2、3、4」のカウントを合図に収縮、
そして音世界が爆発的に広がっていく。最後にアルバムの始まりを告げる「スター……」。
2.Micro Disneycal World Tour ★★★
前曲からの流れに導かれてハープ的な音による幻想的な雰囲気の中から、突如ディズニー的メルヘン感に満ちた幸福な音の海へ。
前作にあったおしゃれインスト曲の延長線上にあるが、一層進化している。
かなりの音の洪水の中でも、あくまで小山田のコーラスが続いていくところがポイントか。
3.New Music Machine ★★★★☆
ノイズとともに前曲の高揚感から切り替わり、マイブラ『You Made Me Realize』的な鋭いイントロから疾走していく、
強烈にキャッチーなギターロック。リズムもバタバタしていてマイブラやライドみたい。
そして曲自体が大変ポップ。ウィスパー気味な小山田のボーカルも幾分シューゲ的。最後はノイズとクロスフェードする。
4.Clash ★★☆
パーティ会場のざわめきから、静かな音の浮遊空間に着陸し、その後はタイトル通り「クラッシュ」するのと静寂に戻るのをくり返す。
しかし、どちらのフェーズでも透明な浮遊感は維持されている。水のようなメロディが巡るのが聞き所。
アコギの使い方は次作以降の流れを匂わせる。
5.Count Five or Six ★★★☆
またもや前曲の高揚をぶち破って、カウントのサンプリングから、ソリッドでメタルチックな重厚サウンドが展開される。
つんのめるようなリズムが展開していくが、多くの部分で小山田のコーラスが暗躍し、一部曲を牽引する。
前作のメタル解釈が大きく活かされた良曲。
6.Monkey ★★★
ラジオコラージュ(こっそりと前作のフレーズや映画の台詞を平気で突っ込む)から、
「猿!」の掛け声とともにアメリカ映画風なコミカルなメロディが流れ出し、やはりアメリカ映画風に爆発する。
非常に楽しげ。しかしインタールード一つ取ってもかなり作り込んでるなー。
7.Star Fruits Surf Rider ★★★★☆
やはり喧噪の後は静寂が訪れ、星空の下の海辺のような音世界が構築される。
そしてサビで一気にドラムンベースとタイトルコールの渦に巻き込まれる。
この陶酔感と疾走感の繰り返しはアルバム全体の展開の縮図の様でもある(先行シングルだったのにはそういう意味合いもあるのかも)。
ともかく情景喚起に特化したサウンドスケープの美しさが素晴らしい。
優雅な間奏。混沌に収束していくアウトロ。混沌の中波の音と星の瞬く音が聞こえ、激しい上昇の後にゆったりと次の曲へ。
8.Chapter 8- Seashore and Horizon ★★★☆
異なる二曲をチャンネルを切り替えることで「強引に」繋ぎ合わせた曲。
一方は前作で見せたゆったりポップス曲風の曲。女性コーラスも入る。
もう一曲は60年代サイケチックなメロディ。
どちらもフリッパーズ時代から続く小山田のポップ志向を感じさせる。
注目すべきはコーラスの懲りよう。前作よりもずっと60年代風。かなり細かいこだわりを感じさせる。
アウトロの繰り返しもまたサイケ。やはりノイズとクロスフェード。
9.Free Fall ★☆
ハードロックっぽいリフから突入する疾走ギターロック。
コーラスが幾分ビートルズっぽいことを除けば、アルバム中ではやや落ちるか。
ブレイクやアウトロのねちっこい展開など、ツボは押さえているのだが。ややしつこい印象がある。
10.2010 ★☆
M3で歌われた「なんか全部ぶっこわれ」てしまう2010年をタイトルにした曲。
クラシックなメロディを電子音とドラムンベースで再構築している。「New Music Machine」による演奏会、といった趣だろうか。SF的。
11.God Only Knows ★★★☆
タイトルやブックレットの写真はビーチボーイズなのに、曲自体はスペイシーで壮大なロックバラッド。
淡々としたギターの刻みを覆う曖昧な音処理(宇宙的空間を思わせる)から一気にサビで神々しい高みに達する。
歌詞に出てくるように、ジザメリ的、シューゲ的な陶酔感・浮遊感が曲を支配する。
後半の間奏以降の展開は圧巻。「here comes the last song 佳境へと go!」って雰囲気。
『Just Like Honey』のコーラスを引用しながら最高の高みへ向かっていく。
どうでもいいけど、こういう圧倒的な広がりを見せる音楽と「世界の終わり」っていうイメージは関係が深いものなのだなあとか思った。
12.Thank You for the Music ★★★★☆
最後には優しさ溢れるカントリー風ポップソング。
しかし曲全体に施された音響的アプローチが、サウンド的奥行きとポストロック的切なさを加味する。
ハーモニカやバンジョーが鳴っているのに多重コーラスやSEのおかげでぼんやりしている感じ。
そして異空間へワープして、アルバムのダイジェスト(そういやヘッド博士でも同じような仕掛けがあったなあ。圧巻!)を抜けて、
幸福感と寂しさにまみれながら、アルバムは最終地点に到着。
13.Fantasma ★★
最後にネタばらし。ビーチボーイズ(ブライアンウィルソン)の『Our Prayer』にかなり忠実なオマージュ作品。
現代版『Smile』の構築という、アルバムのコンセプトの一つを最後に明らかにする(後述にて説明)。
最後に息切れを収録。これによって景色が現実の世界に戻ってくる仕組み。

総評
一般的にはコーネリアスの出世作といわれる、高いクオリティを誇るこのアルバムだが、
随所に見られるこだわり(音やブックレット上のパロディ)などを注意深く見ていけば、
小山田の音楽的志向、コンセプト、野望等を観察できる。これが興味深い。
筆者はこのアルバムを「フリッパーズ時代からブライアンウィルソンに憧れ続けた小山田が、
その執着に一区切りつけた作品」だと捉える。『ヘッド博士』でもイントロでペットサウンズから引用するなどしていたが、
今作ではより深い傾倒っぷりを見せている。
とりわけ今作で小山田は、ビーチボーイズ時代にB・Wが完成させられなかった『Smile』というアルバム
(2004年に、40年近くの月日を超えて本人の手によって完成した。必聴ものです)を志向したように思われる。
1.アメリカ映画調なコミカルでメルヘンなサウンド(M2, 6)
2.サビとそれ以外の極端なギャップを有する楽曲(M4, 7,11)
3.M13『Fantasma』の存在
など、このアルバムと『Smile』には多くの共通点がある。
小山田が孤高の天才であったB・Wに憧れ、彼を超えようという、
または現代的(具体的にはシューゲ通過後のポストロック的音響アプローチ)にB・W的音世界を再構築しようという
コンセプトが、このアルバムに盛り込まれているような気がしてならないんです。
このアルバムでB・W病を克服したのか、次作以降ではより音響的アプローチに傾倒し、
ビーチボーイズっぽさも含む渋谷系的的要素は影を潜めていく。
小山田がB・Wや渋谷系を振り切れるくらい徹底的に作り込んだ、一つの「決別」としてのアルバムだと思う。
この後の小山田はどんどん職人的になっていく。そう思うとM12の歌詞がなんだか切なく聴こえてこないことも無い。

あと、宅録に興味がある人間からすると、このアルバムはもう「完璧」としか言いようが無いです。
こんなん作れたら死んでいいわぁもう。
FANTASMAFANTASMA
(1997/09/03)
コーネリアス

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