SLPYのくせに……くやしいっ……
2008-06-29
今日の超絶名スレ紹介。「ねぇ、ローゼン。貴方にとって究極の少女ってどんなもの?」
もし今やってる話がこういう切なくてやりきれない話を交えつつ立派に完結したら、全巻集めちゃうかもしんない。
どことなく、フランシーヌ人形を思い浮かべてしまった。このスレどこかからくりサーカスっぽいですよね。……フェイスレスが勝に乗り移ったとこらへんまでは、本当に最高の少年漫画の一つと思ってたのに。もしあの後のあの展開が最近はやりの悪名高きサンデー編集部のせいなら、私は泣く。
現在、ヤングサンデーの連載を追って読んでいる訳だけど、今のところ普通に面白い。もし本当に素晴らしく展開して完結すれば、「散々ネタにもなる良作マンガ」としてジョジョやカイジ並に扱われること請け合いだなあ(既にネタとしてならその二つ以上に愛されている気もするが)。
しっかし、ネタだったりエロだったりこういう素晴らしいものだったり、本当に二次創作が素晴らしいマンガだなあ。vipperでローゼン知らない奴なんているの?
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天神のゴスい女の子たち、(可愛い前提で)みんな銀さまみたいなカッコになればいいのに。
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からくりサーカスは28巻までで、その後何かが病気で、未完です。
『Narrow Stairs』Death Cab For Cutie
2008-06-25
正直な話、もっと早くこれ書いとくべきだった。![]() | Narrow Stairs (2008/05/13) Death Cab For Cutie 商品詳細を見る |
USインディー界の重鎮デスキャブの通算六枚目、メジャー二枚目のアルバム。3年ぶり。
毎回良いアルバムを作るUSインディのアーティストは多い。彼らは作品ごとに極端に変化したりすることは少なく、ともすればマンネリに陥りかねないところを絶妙なセンスで防ぎ、良曲を連発する。デスキャブもまた、そういうタイプのバンドの代表であろう。今作も大変質の高いポップソングがずらりと並ぶ。
今作の特徴としては、前作では控え目だったバンドサウンドに回帰したことだろうか。彼らの作品中では『Photo Album』のポップさや『Transatlanticism』の雄大さなどに今作のサウンドは近いのかも知れない。しかしそれらと今作の間の大きな違いは、前作『Plans』の繊細なアレンジがバンドサウンドに盛り込まれながらも、音自体がやや太くなったことだろうか。M2では珍しく太いベース音のループが曲をリードする。また、曲によって音の奥行きを使い分けることに拘っているようにも思える。
あと、前作ではなりを潜めていた轟音ギターも、今作ではしばしば効果的に登場する。幾らかエモっぽい部分が復活しているのだ。まあ事はそんなに単純でもないか。
まず、M1,M2と壮大な曲が続く冒頭。とりわけM2はその壮大すぎるイントロに彼らの今作における意気込みを感じる、スケールの大きい楽曲となっている。
この二曲の神々しい感じからM3で一気にポップになる。妙に歯切れの良いサウンドだが、ギターの音などはポストロック通過後といった風な奥行きが感じられて美しい。その後ゆったりとしたサウンドの曲が続く。この辺りは『Transatlanticism』にも共通する広大な風景が広がる。そしてM9。これ、デスキャブ全曲中でも、『The Sound Of Settling』にも勝るとも劣らない、完璧な3分ポップである。可愛らしいギターが勢いを増し、爽やかに疾走する。サビのボーカルの上昇が非常に心地よい。
その後、民族チックなリズムから壮大に展開しながらも何故かブツッと切れるM10と、少ない音でしっとりと歌われるM11でアルバムは幕を閉じる。
個人的には、後半にM2レベルの壮大な曲がもう一曲欲しかった気もする。それでも十二分に満足できる、流石の一枚と言える。ここから次はどのように変化するのか、早速だが楽しみでもある、少し心配でもある。
ここまでアマゾン投稿用。
正直、ちょっと中だるみ感はあるような気がする。まあそれでM9が凄く生きてくるんですけど。
アルバムの優劣はちょっと付け難いなあ。前作がデスキャブのアルバムの中じゃあちょっと特殊だからなあ。まあカラスとこれだったら、今の気持ち的にはややカラスかなあ。あっちのほうがしっとりしてる。こっちの方がどっしりしてる。貫禄か?
タタタタタナソウ
2008-06-23
SNOOZERを立ち読んだ。なんか結構実り多く感じたのは、今私が個人的に心に余裕があるからかもしれない。ヴァインズを感情的に褒め、コールドプレイをU2と比較して徹底的にこき下ろす。さすがタナソウ、自分の役割を分かってらっしゃる(笑)
HiGEのインタビューが面白かった。やはりこいつらインタビュー上手だなあと。良く覚えてないけど引用。
「あのキックの後にハイハット入るやつ、もう大嫌い!ウチらはもっと無骨なのが合うよ。」
「(フィッシュマンズの)『LONG SEASONS』と比べられるのは分ってるよ。そして賢明な読者なら分かるよ、別に『LONG SEASONS』を作ろうと思ったって訳じゃないこと。」
いちいち挑発的なことが言えるのは彼らの強みだなあ。なんかタナソウ曰く最高傑作らしい『Electric』。楽しみです。
あと、BECKもなんか凄いらしい。38分のアルバムで凝縮されているらしい。『Sea Change』的作品なのか?でもミニマルでサイケとか言ってたかなあ。ゾンビーズやスーファリの名前が例に挙がってたから楽しみ。
どうでもいいけど、私が400円で買った怪しい『Sea Change』のサンプル盤は、やはり音飛びの激しいクソ盤でした。もっと金出しても隣にあったまともそうな盤を買うべきだった。後悔。作品自体はやはり素晴らしい。新作、これに並ぶのか……。期待。
くめたんは急にパスが来ても大丈夫な子
2008-06-20
今週の絶望先生は物凄かった。もう何というか、期待を遙かに超えた位置で、ここ最近の出版社関係問題をパロるパロる。改蔵の頃から「漫画家VS編集」の話はよくやってたけど、その経験からか、今回の雷句騒動に関しても、含みを持たせながらも、どちらかに極端に肩入れするでもなく、ギリギリのところで自虐に持って言って笑いを取るセンスが凄い。
参考リンク。ネタばれ注意。
たまごまごごはんさん
絶望先生ブログ するんぱしっく・わ〜るどさん
こんなに「凄い」と思ったのは、改蔵最後の方の「ダメ錬金術師」以来か。あれは単純に(推測だが「打ち切り決定後」の)ネタの殺傷力の高さとその範囲が物凄かったのだが、今回は攻撃性よりも、その視点のシニカルさと優しさとギャグのバランスが「これ以上は無い」程にキマっていた。
まあ、出だしから加賀愛だったしね。なんか体操服の時といい、こういう湿気的な状況になると急にエロさを醸し出すよねこの娘は。加賀愛が出て来た回はほとんど無条件で誉め称えてしまいそうな駄目な私。
今更ながら
2008-06-20
アルバム『LOVE/HATE』発売直前のART-SCHOOLのインタビュー。ひなっちが結構しゃべっているところから、彼がバンドの中でそれなりに重要だったのが分かる。っていうか木下よりも分り易くしゃべってるし。
後期アートのインタビューからは考えられないくらいやたら緊張感があるのと、あと凄く居心地悪そうなのが興味深い。この後活動休止しちゃうことを考えるとなおさら。
しかし半年で30曲出してたのか。個人的には、その中に捨て曲は無いと思ってる。本当に絶頂期だなあ。その割にライブの会場が妙に小さくて面白い。福岡はビブレホールってwww
個人的に
『LOVE/HATE』>>『Flora』>>>『Requiem For Innocence』>>>>>『PARADISE LOST』
流石にLOVE/HATE越えは望まないけど、それくらいの良いアルバムを作って欲しい。Floraはデスキャブ的な意味で好きだ。
2003年はリリース的に結構凄い年だと、スヌーザーのディスクガイドを読んで思った。モーサムの『LIGHT, SLIDE, DUMMY』もこの年か。洋楽はラプチャーとかレディヘとか。よく覚えてないや。
タナソウ、インタビューされる
2008-06-13
これ。インタビュアーがインタビューされるというのが面白かったのでつい。「レディへと言えばタナソウの電波」なのに、このインタビューは結構普通。というか、パーソナルな話なんかも結構あって普通に面白い。いや、タナソウのライナーとかいっつも面白いんだけど(笑)。
レディへのベスト盤、曲は全部持ってるからいらないけど、タナソウのライナーだけは読んでみたいなあ。良くも悪くも、間違いなく日本のレディへ好きの最高峰だろうから。
この人の、「なんで音楽からそんな風に広がっちゃうんだよ!?」っていう作風、私は結構好きです。
CD一枚から「こんなにも『克服すべき受難に満ちた祝福』をありがとう、 ピーター、マイク、マイケル。俺達はやるよ。 」と強制的に読者を絡ませてくるいつものやり方、ツッコミ的な意味でも観念的な意味でも好きです。そうだよ何でも考え過ぎるくらいが一番楽しい。
新條まゆ……何という策士……。
2008-06-11
まさかの参入(これ)で、あちこちに色んな意味で衝撃を与えた(正直こんなにまともな人(しかも美人)だとは思ってなかったから、その辺に一番びっくりした)新條まゆことまゆたんだったが、そんなまゆたんがまたもや衝撃発言。というかなんだこの展開!?新条まゆたん「後のことは久米田先生に任した」
リアル「そこで!たすきを渡すなよ!」
さあ、この世紀のキラーパスにどう応えるのか。
っていうかあんだけ真面目な話しといて落とし所が物凄く上手いなまゆたん。
まあ漫画を読む気にはならんが。
一体この話はどこまで広がるんだろう。ネタになったりはしても、しっかりと落とし所はつけてほしいものです。
しかし六月は凄い月だな。大きすぎる事件が二件も。
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加賀愛のあのキャラクターはずるい。最強すぎる。あざとすぎる。だがそこがいい。
『Love / Hate』Nine Black Alps
2008-06-07
なんとなく聴き返したらやっぱり素晴らしくて、そしてそんな素晴らしいアルバムなのにアマゾンにレビューが無いことに憤慨して、書いてみた。以下はその転載。![]() | Love/Hate (2007/11/06) Nine Black Alps 商品詳細を見る |
遂にUKには根付かなかったNIRVANA的グランジを敢えて2000年代のUKでやるという、UKロック界の「醜いアヒルの子」Nine Black Alpsの2ndアルバム。
前作で見せた重心の低いハードでエッジの利いたサウンドは幾らか健在だが、今回は「引きの美学」と「ポップさとマイナーコードの使い分け」を重視したソングライティングにより、サウンドの殺傷力は幾らか減ったかもしれないが、その分奥行きが広がったように感じる。それは、前作ではアコースティックな二曲に集中していた彼らのElliott Smith信仰が、ハードな楽曲の中にも良く行きわたったことを表す。アコギなども使って、憂鬱さ・気だるさも増し、彼らなりのローファイ・ノイズポップを上手く表現している。
しかし、相変わらずしっかりと良い曲を書いて来るバンドだ。アレンジでお茶を濁すのではなく、しっかりと歌を聴かせられる曲作りをしているのが頼もしい。一曲目の時点で、彼らの以前のハードなサウンドが好きだった人々は面食らうかもしれないが、USインディ好きな人ならば、このガリガリしながらもポップな感じは気に入るだろう。
ハイライトは最後の『Under The Sun』。Elliott Smith的な憂鬱な静寂から、次第に奥行きが深まっていき、ついには絶望的な浮遊感の中に落とし込まれるこの楽曲は、このアルバムにRadioheadの『The Bends』を求めた人々の期待にも幾らか応え得る、出色の出来だと思う。
残念なのは、このアルバムが本国イギリスであまり評価されておらず、日本でもそれほど知名度が無いことだ。UKロックにおいてここまでしっかりと曲を書いているバンドはそうはいないのに、残念な限りである。バンドが挫けずに続くことを祈る。
あとアルバムタイトルが、日本のArt-Schoolの同名のアルバムと完全に被っているが、直接の関係性は無いにしても、二つのアルバムが提示する世界観は近しいものがある。ああいった日本のオルタナバンド好きにも、このアルバムは聴かれるべきであろう。
ここから先はレビューに書いてないこと。
まず、(ボートラを除けば)40分未満というアルバムのコンパクトさが素晴らしい。やはりこういう音楽はそのくらいの尺がちょうど良い。一曲も三分ぐらいの曲ばかりで、しかもどれもポップでエッジが立ってて良いんだな。なんでUSインディ好きの人たちが騒いでないのか分らない。かなりの出来なのに。
で、結局そのソングライティングの性質が、今作ではかなりART-SCHOOL木下と被っちゃった感じはする。このアルバムの幾らかの曲は、ボーカルをこっそり入れ替えて「アートの新曲です」って言ってもあんまり違和感が湧かない感じはする。まあ、そういうのが私は好きなので、このアルバムは最高なんですが。
もしアジカン後藤がAshじゃなくてこっちを自分のフェスに呼んでくれたらもう無条件でアジカンの信者になったのに。まあAshいいけど。
あと、初期オアシスっぽいメロディの曲もあったりして、ソングライティングのレベルで色々なタイプのメロディが揃ってるから、聴いててお得感があるし。もっと売れればいいのに。
一連の雷句誠騒動を見て
2008-06-07
『金色のガッシュ』は中学生の時読んでた。高校生になってから『かってに改蔵』が終わって『からくりサーカス』が非常に残念な展開をしたので、サンデー自体を読まなくなって、結果ガッシュとも疎遠になった。最近終了したと聞いて、そのうち暇が出来たら読み返そうとか思っていたら、なんだか作者が小学館と絶縁宣言したり不満ぶちまけたりで、そして遂に今回の提訴へ。サンデーの編集の最悪さは結構前から話題になっていた。特に目立ったのは、一時期の連載漫画の低年齢化で、すでにコロコロを持っている小学館がなぜサンデーで同じ層を取り込もうとしたのかよく分からない。結果、『かってに改蔵』が終了し、ボーボボの百倍詰まらないギャグ漫画が始まった(ボーボボを評価してると言うよりも酷さを強調してるんです。ボーボボの私の中での価値はネウロを結果的に生んだこと)。
しばしばその酷さは、作者のちょっとした愚痴に留まらず、大きく露出する瞬間があった。それはとりわけ、なぜか結構な人気があったはずの(ワンピース離れも結構出来ていたころの)『うえきの法則』が打ち切られ、しばらく後になぜかアニメ化し、それに合わせて急に続編が始まったことなどに強く表れている。干されて、勝手にアニメ化されて、急に続編書けと言われて、作者も気が悪くなったのだろう、休載が続いた。
ジャぱんの終盤の酷さもよく取り上げられる。あろうことか編集者と同姓同名のキャラを、それもギャグではなく完全無欠な美形キャラとして登場させるなど、元から兆候はあったが、過剰なリアクションインフレでストーリーは破綻、最近でもかなり最悪な(この場合の「最悪」は「シャーマンキングはまだネタになったからいいじゃん」レベルの酷さを指す)最終回を迎えた。
実力のある漫画家の流失も、その酷さゆえだろうか。編集長に本気で嫌われてたっぽい久米田康司の打ち切り以降、藤田和日朗が青年誌に行ったりまさかのモーニング連載をしたり(まあいつの間にかサンデーに帰って来ていたけど)、そしていつの間にかウルトラジャンプで連載している皆川亮二。
ここ最近の、雷句さんの「告発」を総て真に受けるわけではない。彼は『うしおととら』時代から情熱と諧謔さを持ち合わせていて(巻末でやたら輝いていたな)、そして師匠の情熱を一番受け継いで、それをさらに間口の広い、現代風の作品に昇華した。いつの間にか結構売れて、サンデーの大御所たちの次くらいのポジションまで上り詰めた彼だが、漫画事態も熱さとひょうきんさを上手く両立した、それなりに評価の高いものであった彼だが、彼の「告発」はあくまで一漫画家としてのものであり、視点が違えばどうだとか、そんくらいの酷い環境は普通だとか、色々と文句は付けられるだろう。
しかし、私が言うまでもなく多くの人が指摘しているが、雷句さんがここまで辛辣に、小学館を相手取って戦う姿勢を見せているのは、問題提起であるとともに、漫画をめぐる環境の改善を狙ったものであろう。彼ならばそれなりに成功して財も地位もあり、発言がもみ消されることも無く、仕事が無くなるリスクも幾らかは軽くなる。彼が漫画のことを本当に好きだから、ここまで本気で戦っているんだと私は信じたい。
あらゆる場所で、「最近の少年誌は質が落ちたよね」と囁かれる昨今、彼の問題提起がこの閉塞的な状況を打破する一つのきっかけとなればいいのですが。
あと、サンデー自体はどうでもいいが、『金剛番長』だけはちょっと別格だからなあ。やっぱり鈴木央さんも同じように編集の嫌がらせ・脅迫とか受けてるのかなあ。『ULTRA RED』のリベンジの意味でも、彼には彼なりに最高の漫画を貫徹してほしい。とりあえず編集者の名前が出てきたらアウトかな。サンデーの人材が流失していく中で、ほぼ唯一の逆パターン、しかもジャンプからという、変わり種中の変わり種な作者はそろそろ本当に報われてもいい時期だと思う。無事完結してくれることを祈る。
「美術的価値ある原稿を失った」 “金色のガッシュ!”作者、小学館に330万円損賠求め提訴…原稿紛失で
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1135710.html
「金色のガッシュ!」作者・雷句がサンデー編集部の裏話を暴露…編集者らを実名挙げ痛烈批判
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1135827.html
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