マイコー死亡確認

 2009-06-26
マイケル・ジャクソンさんが死去

最近は本当に影響力の大きな人の死が多すぎる。まるで現実味が無い。でもきっと事実なんだ。

マイケル・ジャクソン死亡。

どうでもいいけど、上にリンク張ったヤフーの動画の多くは私のマックからは一切見れない。
こういう所がヤフーは本当に駄目だ。ヤフーメールはそれなりに便利だから使っているけど。

マイケル・ジャクソンに関して、私はまるで思い入れが無い。まともにアルバムを聴いたことすら無い。
せいぜいスリラーのPVを面白がって観る程度だった。

むしろ私は、彼が死んだことで彼が所有していたビートルズの版権が自由になって、iTunes Storeとかでもビートルズの曲をお求めになることの出来る時代が来るのかしらとか考える。ビートルズの楽曲はともかく彼がネックだった部分は確かにあったから。この考え方は死者に鞭打つような感じかもしれないので、批判されても仕方が無い。

マイケルのウィキペディアの記事
を見る。彼は本当に典型的なポップスターだった。輝かしさの裏でどうしようもない頽廃を抱えていたのは子供の時から最後まで変わらなかったし、強いコンプレックスと、それでもポップスターであり続ける姿勢などもいかにもだった。

訴訟・整形・ネバーランド、あらゆる方面からツッコミを入れられるのもまたポップスターの仕事だと、それを世界最大級の規模で証明したのが他ならぬ彼だったろう。エンターテイメントとは毒の花であると。

意味も誠意もあるのかまるで分からないが、とりあえずは追悼。
何が何やら分からない。


懐かしのマイケルファンタジー。フラッシュ全盛期もまた、それなりに遠い昔か……。

うぃっしゅりすと

 2009-04-27

スヌーザーでもなんか扱いが大きかったけど、この曲を聴く限りは本当に期待できそう。
彼らは元からいい雰囲気は持ってたけど、それがよりスケールとディープさを深めたような感じで、
そして絵を描くようなサウンドメイクに期待。



いつの間にかレーベル切られてた。2ndすごくいいのに……。
この曲やレコーディングの動画なんかを見てると、今回はシンプルオルタナ路線?

あとはフジファブリックの新作と、まだいつ出すのかよくわからないアートの新作に期待。
最近また一段と新譜に鈍感になった。

まいすぺえす

 2009-04-21
新しく始めました。前のはらーららー宇宙の風と成りました。
今家にシールドすら無いので全てマイク録りです。
エレキギターを生音でペケペケ。
楽しいです。

こちらからどうぞ。

思いついたこと

 2009-02-14
楽曲をタグ管理できないかなあと思うんですよ。
例えば、「夜」ってタグがある曲で集めておいて夜流せばなんか素敵だし、
「鬱」ってタグをつけておけば各アーティストの沈痛な曲ばかり流せるし。
「アコースティック」とか「ハードコア」とかそういうタグも便利そう。


i-Tunesだったらスマートプレイリストは確かにあるけど、
あれはあくまで元々の楽曲のデータを頼りに分けてるから、
曲の雰囲気とかでは分け辛い。
ジャンルで分けるにしても、曲から受ける感覚(「鬱」とか「疾走」とか「純粋」とか)ってのは
往々にしてジャンルを超えていくものだし、
そこのところをもっと上手く制御できるように
楽曲のタグ管理が出来たらいいなあと思うんですが、どうですかね。
確かにそういう感覚でプレイリスト作るのは楽しいんですけどね。

F. U. C. K (Federal Union Country Kingdom)

久しぶりーふ。

 2009-01-24
Amazonのリストマニアなるものを一つ作っていたら、昼間が夜になっていました。
まあ雪降ってたし寒すぎらしいし、久々に駄目な具合に引きこもれて良かった、のか?


という訳で、ひとつ作ってみました。
"リストマニア"リスト:文系・寂寥系ロックの系譜
粗末なものですが、何故かこんなものに数時間かけてしまった……。
良かったら見てください。

Pavement『Terror Twilight』の私のレビューの「参考になった」の数は、私の人生における数少ない誇りの一つです。なんだかなあ。

ちょっとした悪ふざけ

 2008-11-07
学祭で、バンドサークルで、照明の係をするんですけど、その時に照明表なる、それぞれのバンドが演奏する曲目と、それぞれの曲でどのように照明を照らすかという指示を書く紙があります。


今日はそれを作っていて、その書き方の参考になるように、一枚だけ例を書いてみたのです。

ネタに走ってみたのです。

200811071843000.jpg




参考:ミッシェルガンジェットガールスクールり 公式サイト
何年前のネタだろうなこれ。

9月の新譜

 2008-09-13
まず、ザゼンさんの『4』。myspaceに全曲視聴来ました。断片だけど。
以前のザゼンっぽい曲もかなりグルーヴ的に安定した雰囲気になってるが、本命は打ち込み主体の曲。断片だけど『The Dorifting』と『Sabaku』が相当良い。何しろ久々の完全歌もの。しかも結構メロウ。元々ナンバガの頃はいいメロディも時々書いてはいたが、今回のこの歌いっぷりは相当良い。適度に力が抜けて感情少なめなボーカルが、非攻撃的なトラックによく溶け込んでる。
どっちかと言えば、こういう方向に一枚全部突き抜けてもらえたら素敵だったかも。いやいやでもこれはかなり期待できそう。もしかしてザゼンのアルバムの中で一番バランスが取れたものになってる?


もう一つ。USインディロックにとって現人神の一人、Brian Wilson大先生の、まさかの新譜!しかもどうやら力作っぽい。おいおいどうなってるんだよじいさん。視聴すると、どう考えても数十年間「いつ死ぬとも分からない状態」だった人の作る作品じゃない。っていうか、何でこんなに元気なの?
視聴1。公式ホームページ。こんな爽やかなじいさん(ってか若過ぎだろ外見、年の割に)、ヤク中のブライアンとは別人過ぎる。
視聴2。上のページからiTunes Storeに飛べます。全曲視聴。ちょっとこれ、曲のクオリティもアレンジも凄くね?まさにThe Thrillsなんかの御先祖様な、太陽いっぱいのカリフォルニアサウンド。奇跡の2004年型『Smile』からこっち、もしかして約40年ぶりほどの、人生で二回目の全盛期なのかブライアン!?


このように、どうやら素晴らしそうなCDが二枚も出るようです。これらはまあ買うわな。
他の新譜についてはよく分かりません。Oasisが十月だったっけ?よく分からん。

夢のような話

 2008-08-22
9月後半にAppleから定額で音楽がダウンロードし放題の「iTunes Unlimited」登場か

うわあ凄い……。圧倒的じゃないかアップル。
でもこんなサービス始めたら、取れる曲は何でも取ってしまうよなあ。
ますますCD文化がさようならするどころか、レンタル業界も死ねるだろうなあ。

まあ日本では某著作権圧力団体のおかげで実現しないで済むでしょうけど。
ビバ著作権。

クソが。

タタタタタナソウ

 2008-06-23
SNOOZERを立ち読んだ。なんか結構実り多く感じたのは、今私が個人的に心に余裕があるからかもしれない。


ヴァインズを感情的に褒め、コールドプレイをU2と比較して徹底的にこき下ろす。さすがタナソウ、自分の役割を分かってらっしゃる(笑)


HiGEのインタビューが面白かった。やはりこいつらインタビュー上手だなあと。良く覚えてないけど引用。

「あのキックの後にハイハット入るやつ、もう大嫌い!ウチらはもっと無骨なのが合うよ。」
「(フィッシュマンズの)『LONG SEASONS』と比べられるのは分ってるよ。そして賢明な読者なら分かるよ、別に『LONG SEASONS』を作ろうと思ったって訳じゃないこと。」

いちいち挑発的なことが言えるのは彼らの強みだなあ。なんかタナソウ曰く最高傑作らしい『Electric』。楽しみです。


あと、BECKもなんか凄いらしい。38分のアルバムで凝縮されているらしい。『Sea Change』的作品なのか?でもミニマルでサイケとか言ってたかなあ。ゾンビーズやスーファリの名前が例に挙がってたから楽しみ。


どうでもいいけど、私が400円で買った怪しい『Sea Change』のサンプル盤は、やはり音飛びの激しいクソ盤でした。もっと金出しても隣にあったまともそうな盤を買うべきだった。後悔。作品自体はやはり素晴らしい。新作、これに並ぶのか……。期待。

タナソウ、インタビューされる

 2008-06-13
これ。インタビュアーがインタビューされるというのが面白かったのでつい。


「レディへと言えばタナソウの電波」なのに、このインタビューは結構普通。というか、パーソナルな話なんかも結構あって普通に面白い。いや、タナソウのライナーとかいっつも面白いんだけど(笑)。


レディへのベスト盤、曲は全部持ってるからいらないけど、タナソウのライナーだけは読んでみたいなあ。良くも悪くも、間違いなく日本のレディへ好きの最高峰だろうから。

この人の、「なんで音楽からそんな風に広がっちゃうんだよ!?」っていう作風、私は結構好きです。
CD一枚から「こんなにも『克服すべき受難に満ちた祝福』をありがとう、 ピーター、マイク、マイケル。俺達はやるよ。 」と強制的に読者を絡ませてくるいつものやり方、ツッコミ的な意味でも観念的な意味でも好きです。そうだよ何でも考え過ぎるくらいが一番楽しい。

新たなる目標づくり

 2008-05-14

とりあえず、The Beatlesのアルバムを全曲レビューする。The Beach boysよりは感情移入度が低いので多分大丈夫だろう。この前のペットサウンズのレビューもどき(消去済み)は酷かったな。


でも、正直初期はそんなに好きじゃないんだよねビートルズ。でも頑張る。

ああ、Line6……。

 2008-03-24

ついにやっちまった……。

mixiのLine6コミュより。たまには役に立つじゃないかmixi。

http://line6.com/stompboxmodelers/index.html

コミュの人々みんな「笑うしかない」状態。

もう何て言うか、他社のマルチ涙目wwwww


要するに、DL4とDM4とFM4とMM4を「モデリング」しちゃったみたいな。

もうね、アホかと。何でも出来てしまう。


これ、結構最終兵器的な感じがするので、出るのはもっと後だと思ってた。

一体いくらするんだろう。どれだけ重いんだろう。DL4単体でもかなりずっしり来るのに。

そういう意味では他のマルチもまだどうにか活躍の余地が。


……いやしかしこれいいのか?

なんていうか、ずるい。悪魔的。

 2008-02-26

Aphex Twinばっかり聴いてると引きこもりたくなるのか、それとも引きこもっているからやたらと聴いてしまうのか。間違いなく何らかの因果関係はあると思うんですけど、考えるのめんどい。


しかしかっこええなあ。頭の中どうなってるんだろう。

Drukqs

Drukqs

  • アーティスト: Aphex Twin
  • 出版社/メーカー: Warp/Sire
  • 発売日: 2001/10/30
  • メディア: CD

D



どうでもいいけど、Aphex Twinも家族ゲームもArt-Schoolからポロロッカしたというのは秘密だ。

いや、結構ポロロッカって悪いことじゃないとは思うけど。

でも、ねえ?

くそっ、シェルターで良いライブをやっていると聴いて悔しくなる。地方来てよもう。

ニューウェーブとポストパンクの境界

 2008-02-13

いや本質的には多分同じものか、かなり重複しているものだとは思うんですが。

例えば、

初期XTCはニューウェーブだけどジョイディヴィジョンはポストパンクで、

YMOはニューウェーブだけどフリクションはポストパンクで、

フランツフェルディナンドはニューウェーブ(?)だけどブロックパーティーはポストパンクで、

ポリシックスはニューウェーブだけど『ANSWER』期のスーパーカーはポストパンク。


つまり、バンドや楽曲の温度が何となくこの二つの境界線にあるような気がしてならない。ポストパンクってやたら冷え切っているイメージ。そして痙攣。まるで寒いから痙攣しているかのような。

無機的で機械的で攻撃的で冷たい=ポストパンク、それ以外でどことなくファニーでポップで線の細そうな頭でっかち音楽(悪口ではなく)=ニューウェーブっていう認識。さらに言えばオルタナ=ディストーションとビッグマフで土臭い感じ、シューゲ=ディストーションとビッグマフでキラキラした感じ、という認識。マイブラの『Isn't〜』はどっちかというとオルタナな気がする。ソニックユースに近い印象。


こんな認識だったから、STUDIO VOICEのオルタナティヴ特集は正直肩透かし過ぎた。特に日本の方のランキングには辟易した。『空洞です』におけるゆら帝の、「わかってるぜ本質を」的な雑誌業界による超絶高評価もちょっと気に入らない。多分間違ってるのは歪み=オルタナのイメージの私の方なんだけど。

昔々大衆的だったクラシックは高尚化し、「ジャズエイジ」と呼ばれるほど若者文化だったジャズも高尚化し、反抗のロックンロールだったビートルズ世代もツェペリン世代も高尚化し、無論プログレも即座に高尚化し、流石にパンクは高尚化しようがない(クラッシュやジャムならまだしも、ブームの顔であるセックスピストルズは正に「高尚化の否定」だから(だからそん中でパンクの仮面をかぶった超絶集団=ポリスは、私はどこか好きになれない))ので今度はポストパンク、ニューウェーブが高尚化されようとしている、そんな風に考えたりする。すると眠くなる。あと二十年くらいしたら今度はリバティーンズが物凄く高尚な扱いを受けているかもしれない。


なんか、「高尚化」され過ぎるとうんざりする。それ自体の質や私自身の趣味に関係なく。ザ・フーは日本で人気ないっていうけど、ビートルズやストーンズの一種のフリークスにおける扱いみたいなものを受けるくらいなら今くらいの人気の方がよっぽどいいなあと思ってしまう(フーもどっちかと言えばアンチ高尚化バンドな気がするし)。


こういう(高尚化どうのこうの)ことを下の世代のウザい奴から考えられるとなると、年をとるというのはやはりつらいことだなあと思ってしまう。でもこういうの考えているときが、ぐるぐるぐるぐる回っているときとともに生活上一番楽しい。


今一つ考えがまとまらない。とりあえずこういった高尚化に抗い続けているアーティストとして、ニールヤングなんかはかなり凄いと思う。


まーまーまーまーまい、じぇじぇじぇーじぇーじぇーじぇーねれーしょん……。

欲しいものが多い一月

 2008-02-02

流石に年初め。みんな気合入ってCD出まくり。タワレコでの試聴を基に、自分自身のために整理しておく。


1.かなり欲しい

・『Fantastic OT9』奥田民生

なんか試聴したらやたらやる気に満ち溢れた一曲目でびっくり。鬚とかに通じる(民生の方がもろ60年代って感じだけど)かっこよさ。欲しい。

・『TEENAGER』フジファブリック

ポップって聞いたから「ああ、普通になっちゃったか」と少しがっかりしてたけど、いざ視聴したらよかった。ポップとは言ってもありきたりな感じにはならないのはアレンジのせいか志村の声のせいか。普通ならギターがジャーンって入るところがキーボードってだけでも十分に個性的なのが強みだなあ。欲しい。


2.なんか欲しい

・『NIGHT FISHING』サカナクション

・『Touch in Light』APOGEE

何かタワレコ天神店にはこの二つが並んで(正確には『WARP』monobrightを挟んで。モノブライトはなんかむかつく。どこがペイヴメントだタコ。あと何であんなに持ち上げられているのかもわからない。イメージ戦略とかも、気持ち悪いを通り越してなんだか薄気味悪くもある)いたのになんか納得。何か音のアプローチが似てる。ポストロック的というか。ポップだけど。ただ、だからこそバカ売れとかはしないだろうなあとも思う。単純に一音一音格好良くて印象深い。

・『Starting Over』エレファントカシマシ

ちょっとポップすぎるか。でも別にポップでもいい。ミヤジがしっかり主張していればそれだけで十分いい。いろいろ凄い立場にいる人だなあこの人も。


3.あれ?

・『Syrup16g』Syrup16g

周りの人の感想があんまり良くないのを先に聞いてしまったからいけないのかなあ。まあ良く考えたら私アートスクール派だしそんなに好きじゃなかった気もするしいいか。何でチケット買おうとしたんだろ。なんか仕方ないんだろうけど重苦しいっすね。あと何と言うか、ロックな曲なんじゃなくて、かなりの歌ものをロックっぽくアレンジしてるといった感じがした。

・『Tokyo Bambi』The Pillows

なんかようつべとかで見ようとしたら見つからなくて、結局タワレコで初めて聞いたけど、確かにちょっと残念な出来かも。スカパラどうこうよりも、曲自体があまり良くない。ジャパニーズオルタナポップメーカーとしての側面がかなり薄まってしまったのが残念。まだ『Ladybird Girl』はそれっぽさを残していたのに。アルバムを待つ。どうせシングルはもともと買う気なかったし。


総評

で、金はあるのか?

新たな音楽を楽しむシステムについて

 2008-01-26

皆さんは自分の好きなアーティストの好きな曲群から自分好みのプレイリストを作成した経験はおありだろうか。そして、それを自己満足ではなく、ほかの趣味の合う人に見せて評価してほしいなとか「オレならここはこうするよ」みたいな意見を交わしたいと思ったことはおありだろうか。


例えば友人同士ならMDやMP3プレーヤーで自分の作ったその連なったものを紹介し合えるが、それより外側のつながりにおいてはそういった直接的な方法で自分のプレイリストのこだわりを伝える方法は限られる。ネット上なんかでも従来は自分のプレイリストを「曲名の羅列」で表して評価してもらったりすることが多かった(んじゃないかな。知らないけど)。


こういった、「自分のこだわりのプレイリスト」を積極的に公開する手段の一つがDJプレイなのだろう。最近ではDJの機材も十二分に普及し、楽器屋に行けばなんかとりあえずあるしネットでもお求めできるので、街のヤンキーでなくとも、ひきこもりであろうともDJの技術を学ぶことはできる。私もちょっとやってみたい。



しかし、私がここで主題に上げたいのは次の手段である。

「ニコニコ動画」については、ちょっとでもネット知識がある人ならばその多くが知っていると思う。所謂動画共有サイトとでも言うんでしょうか、様々な動画ファイルを無料で見ることができる(プレミアムは知らないよ)。そこには著作権に触れるんじゃね?みたいなアニメ動画やらPVやらもたくさんあって、今結構その辺の問題が様々な場所で話し合われているが、開始からしばらくするとユーザーが自分で動画を作って投稿したものも増えてきた。今ではむしろそっちのファイルの方が多いだろう(多くは著作物を加工したMAD動画とかで、もしかしたらPVとかよりもさらに著作権的にヤバいのではとも思うが、でもそういった楽しみってのも文化としては非常に面白いから著作権団体は黙ってろと言いたいところああでもニコ動で人生を駄目にしている人も多いんだろうから難しいところだな)。

こういった投稿作品の中で一ジャンルとして築かれたものが、「好きな曲を詰め込んでみたメドレー」とかいったものである。これは作者が自分の好きな曲を集めてくっつけて、ちょっとイラストや写真なんかも乗っけてみたりして作った動画だけど、これが今面白い。それなりに名のあるアーティストならそのアーティスト単独のプレイリスト(「私的ベスト盤」みたいなのや「レア曲集」といった感じ)が幾つかあったりするし、複数のアーティストの曲からあるコンセプトの下(大概趣味とかが多いけど、でも人の趣味って偏りが出るもんだよね。偏り=傾向=個性!)編集したものなんかもあって面白い。その選曲にはやはり作者なりの理由がある訳で、その選曲には作者のセンスやら趣味やら美学やらが反映される。もはやその連ねられた曲群は単なる曲の集まりではなく、投稿者の意図した「作品」である(もちろん完全じゃないよ。著作権的にもどうかは知らないよ)。DJも自分のこだわりに従って曲を連ねて表現するが、そのようなことがもはや今日ではネットでも行われているのである。しかも、こういったことをしている投稿者の多くは非DJ的ないわゆる「ファン」ややもすると「オタク」な人々であることが多い。つまり、DJとは根本的に人種の違う人々の視点によって作られるそれはよりファン的である。DJのようにエンタテイメントとかそういうものを表現するためではなく、ただ単に自分の作ったプレイリストを共有したいだけというのは、確かに多くの人に対しては広がっていかないものかもしれないが、ファン同士の交流としては十分どころか、その投稿者のこだわりがより露骨になりやすい(やはりDJには色々と制約がつきものであろう)ので、かえってファン同士の意見と想像の交換に役立つのである。


しかし、同様のことは動画投稿サイト、つまりユーザーが動画を投稿できる環境でならどこでもありそうなことである。しかしそれが以外とニコニコ以外でこういうのは見当たらない(詳しく検索すればあるのだろうが、そこまで手間をかけなければならないのならそれは親しみ深いものにはならない)。こういった動画文化はほぼニコニコ動画特有のものと言って差し支えは無いはずだ。

その理由としてはいくつか考えられるが、一番大きい要因はやはりコメントである。ニコニコ動画の最大の特徴と言えば、動画の上に大胆にもコメントが表示され流れていくことであろう。これの大きなところはまず、ユーザーが動画を見ながらコメントも見ることができる点である。また、リアルタイムで流れてくるコメントはその動画の場面場面においての感想などを表す。要は「●●ktkr!●●は神曲」とか「ここのフレーズは神!」とかそういった率直な意見の交換に非常に役立つ。なにせ実際にその部分を聴きながら意見したり意見を見たりできるのだから単純で率直なはずだ。これが一番はっきりと効力を発揮するのは何より「弾幕」であろう。解説すると、曲の中の「ここだ!」と皆が思うフレーズにおいて皆がそのフレーズをコメントで「合唱」というか叫び散らすものである。例をあげれば、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜」ときた次の瞬間、多くの人が「ポイズン〜!」と書きこむのである。これほどファンとして(又はネタとして)共感できる場はなかなかない。感情的にはこの弾幕とライブ等のそういったものとの差はかなり少ないはずだ。Rideの『Dreams Burn Down』のPVに至っては、曲中に何度か繰り返される轟音パートがやってくるたびに「ギュァァァァァァァッァ」だとか「GYAAAAAAAAAAAAAA!」とかいった「轟音」コメントが弾幕となって画面上を覆い尽くしていた。なんと微笑ましくも素敵な(そして適度にオタク的な)ファン同士の交流だろうか。

そもそもニコニコ動画は2ちゃんねる発祥(と言っても過言じゃないよな多分)なので、そのコメントもmixiとかの他人行儀のものでなくもっと直接的で正直なものであるのが気持ち良い。ここからは推測だけど、ニコニコ動画が登場するしばらく前に2ちゃん、特にvipでは「●●垂れ流し」といった、やはり自分のプレイリストのMP3ファイルを垂れ流して、それについて語り合うスレッドなどがしばしば立てられ、それなりの人気を持っていた。やはりそのスレッドの「リスナー」がリアルタイムで感想なんかを書き込んでいくわけだ。ニコニコ動画はこういった流れから出てきたのだろう。しかも物凄く大胆な合理化(動画上にコメント)という画期的なアイディアを伴って。

最近ではさらに効率的になって、動画を見て気に入ったアーティストのCDなんかを買えるリンクを張る「ニコニコ市場」なる機能まで存在する(これは別に無くてもいいかなあとは思うけど)。

こういったシステムはファン同士の交流に新しい形を与えたけれど、さらには新規ファンの開拓にも(当のアーティスト本人が知らぬところで)役に立っている。これは特にオリコン上位とかの有名なアーティストではなく、もうちょっとマイナーな、しかしそれなりのファンベースのあるアーティスト、いわば「インディでメジャーな」アーティストなどに当てはまりやすい。ニコニコ動画はMySpaceと同等か、もしかしたらそれ以上にこういったインディちっくな宣伝活動(あくまでも非公式的だったりするんだけど)、所謂「口コミ」として役に立っている。音楽の趣味が多様化している今日においては本当に相応しいことなのかもしれない。


まあ著作権的には結構ブラックだし、動画で満足してCDを買わない人もいるだろうからその功罪は問われるべきところではあるけど。ただ、ユーザーの無責任な意見としてはこういったサイトは非常に面白いし得るものも多くて素晴らしいですけど。実際私も「アートのマイナー曲集」みたいな動画を見ては奴等の廃番シングルを集めたり、スマパンの動画を見てコメントなんかを見ながらスマパンを再発見したし、筋少の『いくじなし』の動画を見て久々に相当鳥肌が立ったりと、いろいろ美味しい思いをしている。カスラ●クはうざいけど、こういった楽しみがある日本はなかなかに素晴らしいですよ。私もiPodに幾つも貯め込んだプレイリストを動画にして公開してえ!やり方が分らんけど。

 2008-01-16

ジョージハリスンは皮肉屋として有名で、とりわけ名盤『Revolver』の一曲目『Taxman』は、当時のイギリスのなんでもありな課税を皮肉った曲で、よく引用されるベースラインや間奏の特殊な加工をしたギターなどと相まって、彼の生涯の中でもかなり高い評価を受けている。



というのはまあ前知識として、本題はこれ。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1080245.html

し・に・さ・ら・せ!!!

金を搾り取ることが彼らの文化活動。素晴らしい社会構造じゃないですか。天下り万歳!

音楽が自由な時代は一度終わって、iPodとかのおかげでちょっとまたどうかなってなってきた現代に冷や水を浴びせる強烈な一発。

まあ、本当にこれらを徹底すれば彼ら自身にも不利益が生じると思うので、実行されるとはまだまだ思えませんが(もちろん油断はできないが)、「脅して揺さぶりをかけ、自分に有利な妥協案でカモを引きずり込む」のは本当に裏社会顔負けなやり方で、本当に何でこんな人たちが文化の守護者ぶってるのか、全くわからないですね。

Led Zeppelinその他

 2008-01-15

新年を迎えてからの私の中の一番の事件と言えば、なぜか急にLed Zeppelinを繰り返し聴いていたことくらいである。基本的に私はハードロックは嫌いで(多分)、もうともかく速弾きギターソロとマッチョなボーカルがどうのこうのみたいな構造の曲が苦手で苦手で仕方がなくて。ツェペリンについては、実際はジミーペイジはそこまで速く弾かないし、ロバートプラントは案外ニールヤング的なボーカルだったりするし、曲の構造もどこか歪で、所謂HR/HMバンドとは全く違うことは前から知っていたけど、でもなんかアルバム単位で聴くのが面倒くさい感じがした。リマスターズ一枚だけで私のツェペリンは終わっていた。

そもそも私ボンゾよりもキースムーン派だし。


でも、突然2nd収録の『The Lemon Song』を、意味もなく曲名が凄く気に入ってしまって、実際はどんな曲だろうと思って『?』を聴き出した。私の想像したレモンソングはダイナソーJrよろしくな疾走ギターロックだったが、まあそんな訳はなく実際流れ始めたのは重めのブルースナンバーだった。

私は所謂「ブルース!!!」って感じのものも苦手(クリームとか、殆ど価値を見いだせない)で、だからこの曲も駄目かなあと思ってたら、なんか突然変調してロックンロールな曲になってびっくりした。そしてそこで弾かれるペイジのギターソロが全然ハードロックな感じじゃないのが気に入った。この強引なストップアンドゴーな展開は好きだった。

この曲を突破口に『2』を聴く。なんだリフ超単純じゃん、全然ハードロックじゃねえ、と、聴いて行くうちに私がツェペリンを敬遠する理由がどんどん失せていった。前から好きだった『Ramble On』も更にいい曲に聞こえた。

そしてさらにびっくりしたのが次に聴いた『Physical Graffiti』。収録時間の割に曲数少ないし、どうせマッチョな大曲ばっかりだろと昔は思ってたものでしたが、もう、笑ってしまうほどハードロックじゃない。少なくとも様式美的なメタル要素は皆無。しかも超ポップ!T-Rex調な曲やニールヤング風な曲(Dowan By The Seaside!タイトル見て聴いた瞬間爆笑!こういうのいいですねお互いにリスペクトしてる感じで)もあって、また単調なリフ繰り返しな曲(The Wanton Song)もあって、普通にその後のギターロックにも繋がっていけそうな曲もあったりで、相当に満足できた。まあ『Kashmir』はやっぱり長すぎると思うけど。

ただ、先述のとおりブルースっぽいのが苦手なんで、『1』は今のところそんなに好きになれそうにない。


あと、ツェペリンに関して今でも完全に嫌いだと言いきれるのは、(まあ本人たちは何も悪くないんだけど)傲慢なファンの言葉の数々で、これはアマゾンのレビューとかに顕著に表れてるけど、彼らにかかればツェペリンを「超える」音楽は無いそうで。そもそも音楽において「超える」とは何ぞや?と思ってしまうのは野暮なことなのかもしれないけど。

(『1』のレビューで)

ストリート・ミュージシャンにはどうかこれを聴いて目からうろこを落としてもらいたい。人生を棒に振らないためにも。


とか


あまりうまくいえないけれど、ひとつだけ確かに言えることは

誰もが人生において必ずこのアルバムとの出会いを必要とする瞬間がある

はずである。大げさな言い方かもしれないけれど、それぐらいにこの作品

はすごいのだ。実際僕はこのアルバムと出会ってから暗い受験生活に

少しだけ光明を見出したのであった。

このアルバムをスルーして一生を終えてしまう人はなんて不幸なのだろう。

ぜひ聴いてみてください。


とか


これを聴かずしてロックを語る事なかれ。


とか

(『2』のレビューで)

特に若い人は、このアルバム聴きなさい。かっこいいロックってこれですよ!!


とか

(『Presence』のレビューで)

このプレゼンスを聴いて良さが分からん人は、あらゆる音楽を聴く資格がない、とさえ極言できる名盤中の名盤です。


とか

どうして人々をそこまで見下し、啓蒙しないといけないのか?そもそもなんでそんなに偉そうなのか?こういった発言はまあどのバンドでも見られるけど、比較的この時代のロック、特にビートルズストーンズそしてツェペリンにそういったファンが多い気がする。まるで「虎の威を借る狐」の如く偉そうに振舞うその姿はとてもじゃないが見てられない。虫唾が走る。


もちろん、これだけ有名なバンドなんで、優良なレビューもたくさんあります。一応フォローで。


私的には「ああこいつ、ダメな奴だなあ。でもかっこいいなあ。」とか「まあ好きだけどさ、それは無いだろ。」っていうのがファンとしてあるべき姿だと思ってるが、そういった評価が広まっていくのは、やはりいい意味でも悪い意味でもバンドが縮小していくパンク以後のことだと思う。やはりパンク以前のバンドは異様に神格化されたりして、一部のフリークスが調子に乗って「●●を超えるものなんてない」なんてことを口走ってしまう。

あるバンドの偉大さを語るのは別に構わないと思う。でも、それで盲目になってはいけない。ましてやバンドを信仰するなんてことあってたまるか、そんなことを考える朝7時半過ぎ。学校行きたくねえ。

From a Basement on the Hill/ Elliott Smithその他

 2007-12-25

あと、昨日だけどブックオフで本をいろいろ(まだ全然読めてない)と一緒に買ったCD。

From a Basement on the Hill

From a Basement on the Hill

  • アーティスト: Elliott Smith
  • 出版社/メーカー: Domino
  • 発売日: 2004/10/19
  • メディア: CD

真面目に聴きこんだわけじゃないから分らんが、彼は最後の最後までいい曲といい演奏を残したんだなあと思った。地味だけど。同じ地味でも、R.E.Mなんかは力強さと開放感のある地味さだけど、彼のはもっと繊細というか閉鎖的というか、宅録っぽさがあるなあと思う。曲自体も演奏も暗いって言えば暗いんだけど、彼の場合音の隙間が決定的に暗い気がする。緊張した感じの隙間じゃなくて、そこにあったら気が楽になるよなあっていうものがごっそり無い感じ。

とりあえず、ミスミザリー以降しか彼の音源を持っていないので、早いとこ『either/or』が欲しいなあと思った。今日の欲しいものメモその一。


二年前は自分の興味のあるジャンルにおける、まだ聴いていないCDとか何とかが多くて、それで大学に入って、すごくワクワクしたものだった。今は、まあもちろん新しい自分の聴いていない興味のあるものが尽きたわけじゃないけど、そのワクワクが前よりも弱い。大学入ってまずペイヴメントにはまって、そこから90年代オルタナをちょっとばかり聴き漁って、そこから今年の春ごろ位から今更のようにART-SCHOOLにハマっていた頃のあのワクワクが、今では妙に寂しい。「欲しい音」っていうのはぼんやりとあるけど、それを探す気力もなんかあんまりない。蔦屋で半額の日に15枚ぐらいまとめ借りしているのがよくないのかなあ。バイトでお金がある程度自在に使える今の状況が良くないのかなあ。

今は新しい音楽を聴きたいのはもちろんあるけど、自分でも何か作れないかなあって気持ちが高まっている。そして現状の自分の身とその気持ちが擦れ合ってヒリヒリする。なんだかすごくじれったいのだ。


でもAPOGEEの新作にはめっちゃ期待している。というわけでもう一回張る。久々に見てもこのPVはゴイスー。

D

あとこれって新曲か。浮遊感・疾走感は薄れたけどなかなか。シンセがうめえ。そしてトイレなげえw

D

PVが面白いとがぜん興味が湧くよね。欲しいものメモその二。

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