そんな無茶な……
!!?
ヘタリアも月までブッ飛ぶこの衝撃ッ!!いっ、色々大丈夫なのか!?
確かに児童ポルノとかそっちの方とは無縁だけど……そういう問題でもないだろ!
こういうムチャな試み(アニメ化しちゃうこと自体が実験的というか冒険的というか)、
断固支持します。
まあ本当に怒らせたら面倒そうなところなんかは、
悪く書いていないorそもそも書いていないから大丈夫……か?
どうでもいいけど、確かに小泉とかも物凄く格好良くなっているこの漫画だけど、
やっぱり一番かっこいいのはプーチンだと思う。
特に二巻以降は熱すぎる!
![]() | ムダヅモ無き改革 2巻(近代麻雀コミックス) (2009/08/07) 大和田 秀樹 商品詳細を見る |
もう知欠なんて呼べない
(いつものように引用)
これはとりあえず、決着がついたということでしょうか。
まさかこんなことになるなんて……。
一応『BLACK CAT』の頃からジャンプは読んでいて、まあこの漫画はネットでも散々ネタにされてたし、私も積極的に好きな漫画じゃなかった。
『To LOVEる』が始まって、うわあ、吹っ切れたなあと思った。ここまで来ると逆に清々しいと言うか。絵柄の毒や癖のいい意味で無い感じや、それでも一般的な萌え絵とはきっちりと距離を置いた絵柄は、確かにああいう漫画に適していたし、内容のいい意味で突き抜けた軽薄さがさらに絵柄のポップさを強化していて、まあ確かに結構読み飛ばすけど、でも悪い漫画とは思えなかった。休載も少ないし。
それがまさか、現実世界ではこんなことになってたなんて。現実は漫画より奇なりと言うか、そんな状況でやっぱりあのおバカポップエロスな漫画を書き続けるって、凄い人生……。職人的なタフさを感じる。漫画が暗いところの無いライトなポップさであるだけに、現実のドロドロ加減や人間の汚い感じが非常に痛ましい。
しかしこんなに現実がヘビーだと、『To LOVEる』を読む時に読者がこれまでみたいに無邪気に読めなくなってしまいそうで、そういう意味でも矢吹氏はお気の毒。もう誰も「知欠」なんて呼べないだろ(最近は殆どいなかったが、今回ので完全に無くなるでしょう)。
しかし『To LOVEる』も、最近前作の主人公が出てきて、なんか凄いなあ。凄く自由な感じがして、いいと思います。どうやって収集付けるかは知らないけど。なんだかんだ言って世界観はそれなりにあるもんなあ。ぜひとも頑張って欲しいです。
あと、『バクマン』で福田さんが『To LOVEる』が一番好きとか言ってたのはひょっとして、こういう一連の辛い流れに対するさりげないエールだったりしたんだろうか。
![]() | To LOVEる-とらぶる 1 (ジャンプコミックス) (2006/11/02) 矢吹 健太朗長谷見 沙貴 商品詳細を見る |
『以下略』 平野耕太
![]() | 以下略 (2009/04/28) 平野 耕太 商品詳細を見る |
買ってしもうた。一通り読んで少し後悔した様な、やっぱり後悔していない様な。
むしろこればっか読んでたら、この作者がヘルシングと同じ作者には思えなくなってくる。
この表紙の左側のまんまるデブがあれ書いてたんだよなあ、と。
ちなみに『進め!!聖学電脳研究部』も合わせて読むと、その傾向は更に強まります。
![]() | 進め!聖学電脳研究部 (2003/10/01) 平野 耕太 商品詳細を見る |
『大同人物語』はまだ読んだこと無い。絶版か……。
あと『以下略』未収録の『進め!!以下略』とか。
もうホント、適当な絵柄の時に背景にアラレちゃんみたいな笑顔書くの止めて欲しい。
何回見ても笑える。
っていうかゲーム雑誌の掲載の漫画なのに、本当に漫画・アニメネタが多い。
どうやらアメリカのコメディネタ(モンティ・パイソンとか)まで引っ張ってきてる。
(ここで一部のディープな元ネタの解説をしている。)
何気にチョー博識。各話のタイトルも実は黒澤監督ネタらしいし。
あらゆるところからトピックを引っ張りだしては無理矢理関連づけ、笑いにする。
オタク的に超絶ファッショナブル。ここまでやり尽くしたらむしろカッコいいだろ。
リアルでこういう会話が出来る人達って、本当に凄いと思う。頭の回転要るしね。
『進め!!聖学〜』のあとがきマンガに出てくる様な、
狭隘でヌルいオタクなんか最低だ。
ここにはまさに、理想のオタク像がある!!!
まあダメ人間だけど。
個人的な大ヒットは「CRヒストリエ」と「日本軍FPS」。
あと「犬のおまわりさん困ってしまってワンワンワン」出撃の絵はやっぱり卑怯。
やっとか
あと新連載についてもちょっと触れてたり。
っていうかさー、前の巻出たのいつだよーいつー。
何がさー何がヒラコーのアクションをそんなにディレイしたわけー。
おまけが楽しみDEATHね^^
新連載情報はヒラコー本人のブログにも。相変わらず酷いブログだ。
どっちも楽しみー、月並に。
最近のジャンプは評価されていい
このバイトの職権の中でもとりわけ嬉しいものの一つ。
福岡市内で(本屋関係の人や金曜にジャンプが出るお店やそれを知っている人を除いて)最初にジャンプを読める人の一人が私なのです。
そんな私が思うに、最近のジャンプは結構面白いのではないか。
とりあえず私が読んでいるジャンプの漫画↓
ワンピース
ハンター
銀魂
トリコ
バクマン
ネウロ
スケット
ジャガー
いぬまる
何気に結構読んでた。
ワンピースはCP9編が終わって以降の、長大な伏線を回収し始めた時期から展開のスピードも若干上がり調子がいいですが、しばらく前の「昔の敵がなんかいい奴として登場(ナミがあっさり許し過ぎなのが逆に面白かった。むしろタコだからああいうことやこういうあらあら……)→ルーキーたち次々登場→まさかの海賊王の右腕登場→反則っぽい能力を持った海軍の偉い奴登場→全滅」の流れは、これまでのワンピースの中でもとりわけ緊張感と伏線回収の喜びに満ちた素晴らしい展開でした。
最近もなんか上手く、減速すること無く、ルフィのパワーアップと伏線回収とユーモアを並べた展開は、謎解き的にも世界観的にも面白いです。ただ、海軍本部に行ったらまたバトルが長くなるのかなあ。
ハンターハンター、今回の10週はなんか話遅いなタコとか正直どうでもいいよってかユピーに話裂き過ぎじゃねえ、とか思ってたんですが、今週の話でやっと展開した気がします。ユピーがなんか最終形態っぽい禍々しくも洗練されたデザインになり(レベルEあたりで全快だった冨樫センスが垣間見えるデザイン!)、そしてその圧倒的強さの「終わり」も見えてきました。そして、今ジャンプで最も非道な主人公・ゴンに話が移って、こちらサイドの緊張感が半端無いです。図らずも、ピトーだけでなくププの足止めをしているこの展開は何気に凄い。こう、敵キャラの葛藤を書かせたら冨樫に敵う奴はそうそう居ないなあってのをまた見せつけられた感じ。
銀魂は最近またギャグやどうでもいい話ばかりで、やっぱりこういう話の方が面白い。
トリコは最近読み始めたからストーリーはよく分からないのですが、敵の非道さや獣たちの描写、そして最近のジャンプでは久しく見なかった、ワイルド筋肉系主人公という話の具合がレトロスペクティブな少年漫画って感じで良いです。
バクマンは正直リア充サイドな主人公たちよりも、編集の人の話や、あと典型的な変人系天才として書かれる新妻エイジの方に惹かれます。
スケットダンスは、なんというか、銀魂と被ってる感じの面白さだよねえ、と思うんですが。まあどっちもかなりグダグダでそこを楽しむみたいなとこは有るんですが。こっちの方がしょうもない、読んでて力抜けるネタが多いか。
ジャガーは当たり外れが大きいです。ワールドカッ笛好きだったけどなー。
いぬまるの人は前作よりも面白くなってるとは思います。でもやっぱり、先週の「バクマン内の台詞にビビる」みたいなネタが一番面白いんだよなあ。
以上はともかく、最近のジャンプはネウロが面白いです。なんというか、ホット!って感じではなく、非常にブラックで、おぞましさに溢れたクールさが絶妙。うしおととらが最終章に入った時と同様の暗いテンション・緊張感・絶望感が良いです。
私の今回言いたいことは大体このサイトの人がここで述べています。いやあ相変わらず見事な解説で。
久々に、ジャンプ読んでてしんどくなりました。心地よい絶望感。デッサンが狂うほどにヤク中のテンションで暴走した本城博士が最後に見せるあのどうしようもない表情は、どこか藤田和日郎に通ずるものが有ると思うんです。
っていうか、ネウロとうしとらってなんか似てますよね。妖怪を豹変した犯人に置き換えたような。というか、「人の心の弱さによる狂気」を描くという点で二つの作品は共通していると思うんです。ネウロを「00年代的クールさと芸術的理論武装とブラックジョークでアップデートされた21世紀のうしおととら」と読むことが出来ます。
ホント、つい最近まで、なんかバトルの連続だったりヌルい展開だったりして、ああ、もう駄目かとか思ってたのに、最近のそれらの価値が反転するような展開は見事。まあそれでも、もっと短くは出来たような気がしないでもないですが。あとはここからどれだけ感動的に、または無慈悲に展開を収束させることが出来るかに期待したいです。
![]() | 魔人探偵脳噛ネウロ 13 (13) (ジャンプコミックス) (2007/10/04) 松井 優征 商品詳細を見る |
『僕の小規模な生活』2巻
![]() | 僕の小規模な生活 2 (2) (モーニングKCDX) (2008/10) 福満 しげゆき 商品詳細を見る |
いつの間にか出てたんですね。という訳で購入。
そういえば、『うちの妻ってどうでしょう』はまだ買ってないや。
立ち読みできたから読んだけどやっぱり面白い。
っていうか四コマになってないのかよ。
一巻でモーニングの連載が安定し出した話ぐらいから引き続き、安定しているような不安げなようなそんな生活がだらだらと、半ば垂れ流すかのように綴られています。パーティに呼ばれて、いい具合にチヤホヤされて、ああ、成功したんだなあ、って。そんな中でスルーされるスヌーザーの連載ワロス。時期が違うだけかもしれないけど。結局なんだったんだろうあの連載?
色々接待を受けたりして、iPodもPS3も手に入れて、人生の充実期に入ったようである作者自身のエッセイ漫画が、それでも十分に面白いのは、根本的な作者や妻のキャラがそんなに変わってなくて、むしろ状況の変化に巧く合わさって変な感じに転がっているからだと思います。自分のちょっとした思惑をすぐ「策略」として半ばもてはやしては、その後それに酷く後悔するのを繰り返す作者、そしてやっぱり可愛くて短気な妻。書き方が巧いのも有るが、安定してきた日常のちょっとした出来事も非常に面白く感じます。
世間に日記を書いている人は山ほどいて、それこそその中には福満しげゆき氏みたいに劣等感に満ちあふれた書き手もたくさんいると思います(恥ずかしながら私だってその中に加わりたいのです!)。彼らの日常にもきっと描写次第では色々と面白くなることがあるとは思うんです。基本的に彼らは自分視点からの、自分と状況の間の不条理気味に感じられる不一致感を持っている訳で、そういうのが有るから彼らは状況に飲み込まれまい、あくまで状況を描写することで「別の位置」に立とうとしているのです。
福満氏とそういった人たちを決定的に分けるのが、その描写能力なのです。なんと言っても、福満氏は漫画家なのです。世のひねくれた日記書きのどれほどの人が、「この状況、文章だけよりも絵にして表した方が面白いよな。ってか表してえ。」って思っていることか。福満氏はその「絵による表現」を、妙に緩くしかしサブカル過ぎない具合にデフォルメすることに長けているのです。
また、福満氏は「ガロ的精神」も持ち合わせているのですが、それが行き過ぎていないというか、いい具合にヌルいのも、エッセイ漫画を書くのに向いているのです。世の中のサブカルマンガには、半ば落書きのように描線のズレまくった過激さと勢いに満ちた(下手すればそれだけの)漫画を讃える向きも有れば、ひたすら駄目な生活を描写して読者に非常な不条理さと不快感を与える(そして読者は「こんな不条理こそが社会の現実なんだ!辛い現実から目を背けない自分って賢者!」って思ったり)漫画も有り、また岡崎京子をはじめとするような「明日なき青春の日々の美しさと破綻」を書き続ける作家もいます。こういった「鋭さ」「アウトローさ」「惨めさ」が溢れるサブカル漫画界において、福満氏は圧倒的に「ヌル」くて、それゆえに「ポップ」なのです。実は結構過激な話が多い初期の短編等でも、やっぱり線は緩いし主人公たちの駄目さはどこか可愛らしく書いてあるし。多分この辺のバランス感覚は天然だろうし、それゆえに彼は劣等感人間たちからの「ゆるーい共感」を得ることが出来るのです。
というか、漫画界に限らず、サブカルにはトゥーマッチな表現が多すぎる。極端であることがサブカルだというのなら、私はそんなサブカル要らないです。世間のメジャーとマイナーの間でバランスとって、「私ってカシコイでしょ?社会派でかつ詩的でしょ?」ってするのこそ「いい」(またはずるい)サブカルだと私は信じているのです。そういう意味でいえば、福満氏の立ち位置は、その自虐的・卑屈的視点も含めて、絶妙で「圧倒的にズルい」立場にあると思います。
というか、最早サブカルでもないかな。
私がいいたいのは、極端なサブカルが極端すぎて徹底し過ぎて省いてしまうような、小さな感情の揺れや日常の出来事の中にもユニークでどうしようもないことはたくさん有るという。これからも福満氏がそういうものを書き続けるのなら、私もずっと支持しようと思います。
ちなみに、彼と同じ類の「ヌルさ」でバランスをとれる作家としては、一番代表的なところでは『かってに改蔵』以降の久米田康治が挙げられると思うのです。
そういや絶望先生でDMCネタにしてるところは見たことないな
どうなんでしょうね。
六巻が出るなんて知らなかったよ。私はフェス終ってから読んでないから最近の展開は全然分からない……。
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![]() | デトロイト・メタル・シティ 6 (2008/08/08) 不明 商品詳細を見る |
まあそれよりも、絶望先生の15,16巻だ問題は。まだ私アニメ見たことないんだぞどんな声なのか全く知らないんだぞそれなのに限定版買っていきなり観てしまうのはいささかハードランディングすぎやしないか。
あっ、14巻も面白かったです。っていうか、ここまで前作を読んでること前提、ノリを理解してること前提みたいなマンガもなかなか無いよなあ。まさか先生が●●されちゃうなんて。最近の大型バッテリーは大分小さくなったんだなあって話。あとなんか巻末オマケがしえちゃんだし。懐かしいよ妙に。
もういっそ3期は改蔵でいいんじゃないか?
あと見どころはやはり小学館ネタ。「今回の一件は完全にネタ潰しじゃないですか。」ワロタ。
加賀愛の出番は今回もそれなり。百三十九話は冒頭数ページで御馳走様です。右手がサラッとあざとい。
あと、絶対巻末で糸色チルについて触れると思ってたのに。多分小学館事件無かったらその辺の仲睦ましい絡みが見れたのに(あの辺の世代のサンデーの漫画家ってなんか仲いいですよねジュビロとか)。まあ流石にあの裁判への展開やキラーパスは読めなかったのでしょう。読めるかあんなもん。
![]() | さよなら絶望先生 第14集 (14) (少年マガジンコミックス) (2008/07/17) 久米田 康治 商品詳細を見る |
おまけのやつで火田くんに「踏み台完了」(超翻訳)って言われてるけど、どっちがより売れてんのかなあ。まあ、あっちか。まあ愛され方が違う気がするけど。
SLPYのくせに……くやしいっ……
「ねぇ、ローゼン。貴方にとって究極の少女ってどんなもの?」
もし今やってる話がこういう切なくてやりきれない話を交えつつ立派に完結したら、全巻集めちゃうかもしんない。
どことなく、フランシーヌ人形を思い浮かべてしまった。このスレどこかからくりサーカスっぽいですよね。……フェイスレスが勝に乗り移ったとこらへんまでは、本当に最高の少年漫画の一つと思ってたのに。もしあの後のあの展開が最近はやりの悪名高きサンデー編集部のせいなら、私は泣く。
現在、ヤングサンデーの連載を追って読んでいる訳だけど、今のところ普通に面白い。もし本当に素晴らしく展開して完結すれば、「散々ネタにもなる良作マンガ」としてジョジョやカイジ並に扱われること請け合いだなあ(既にネタとしてならその二つ以上に愛されている気もするが)。
しっかし、ネタだったりエロだったりこういう素晴らしいものだったり、本当に二次創作が素晴らしいマンガだなあ。vipperでローゼン知らない奴なんているの?
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天神のゴスい女の子たち、(可愛い前提で)みんな銀さまみたいなカッコになればいいのに。
![]() | からくりサーカス (28) (少年サンデーコミックス) (2003/06/18) 藤田 和日郎 商品詳細を見る |
からくりサーカスは28巻までで、その後何かが病気で、未完です。
新條まゆ……何という策士……。
新条まゆたん「後のことは久米田先生に任した」
リアル「そこで!たすきを渡すなよ!」
さあ、この世紀のキラーパスにどう応えるのか。
っていうかあんだけ真面目な話しといて落とし所が物凄く上手いなまゆたん。
まあ漫画を読む気にはならんが。
一体この話はどこまで広がるんだろう。ネタになったりはしても、しっかりと落とし所はつけてほしいものです。
しかし六月は凄い月だな。大きすぎる事件が二件も。
![]() | さよなら絶望先生 第13集 (13) (少年マガジンコミックス) (2008/05/16) 久米田 康治 商品詳細を見る |
加賀愛のあのキャラクターはずるい。最強すぎる。あざとすぎる。だがそこがいい。
一連の雷句誠騒動を見て
サンデーの編集の最悪さは結構前から話題になっていた。特に目立ったのは、一時期の連載漫画の低年齢化で、すでにコロコロを持っている小学館がなぜサンデーで同じ層を取り込もうとしたのかよく分からない。結果、『かってに改蔵』が終了し、ボーボボの百倍詰まらないギャグ漫画が始まった(ボーボボを評価してると言うよりも酷さを強調してるんです。ボーボボの私の中での価値はネウロを結果的に生んだこと)。
しばしばその酷さは、作者のちょっとした愚痴に留まらず、大きく露出する瞬間があった。それはとりわけ、なぜか結構な人気があったはずの(ワンピース離れも結構出来ていたころの)『うえきの法則』が打ち切られ、しばらく後になぜかアニメ化し、それに合わせて急に続編が始まったことなどに強く表れている。干されて、勝手にアニメ化されて、急に続編書けと言われて、作者も気が悪くなったのだろう、休載が続いた。
ジャぱんの終盤の酷さもよく取り上げられる。あろうことか編集者と同姓同名のキャラを、それもギャグではなく完全無欠な美形キャラとして登場させるなど、元から兆候はあったが、過剰なリアクションインフレでストーリーは破綻、最近でもかなり最悪な(この場合の「最悪」は「シャーマンキングはまだネタになったからいいじゃん」レベルの酷さを指す)最終回を迎えた。
実力のある漫画家の流失も、その酷さゆえだろうか。編集長に本気で嫌われてたっぽい久米田康司の打ち切り以降、藤田和日朗が青年誌に行ったりまさかのモーニング連載をしたり(まあいつの間にかサンデーに帰って来ていたけど)、そしていつの間にかウルトラジャンプで連載している皆川亮二。
ここ最近の、雷句さんの「告発」を総て真に受けるわけではない。彼は『うしおととら』時代から情熱と諧謔さを持ち合わせていて(巻末でやたら輝いていたな)、そして師匠の情熱を一番受け継いで、それをさらに間口の広い、現代風の作品に昇華した。いつの間にか結構売れて、サンデーの大御所たちの次くらいのポジションまで上り詰めた彼だが、漫画事態も熱さとひょうきんさを上手く両立した、それなりに評価の高いものであった彼だが、彼の「告発」はあくまで一漫画家としてのものであり、視点が違えばどうだとか、そんくらいの酷い環境は普通だとか、色々と文句は付けられるだろう。
しかし、私が言うまでもなく多くの人が指摘しているが、雷句さんがここまで辛辣に、小学館を相手取って戦う姿勢を見せているのは、問題提起であるとともに、漫画をめぐる環境の改善を狙ったものであろう。彼ならばそれなりに成功して財も地位もあり、発言がもみ消されることも無く、仕事が無くなるリスクも幾らかは軽くなる。彼が漫画のことを本当に好きだから、ここまで本気で戦っているんだと私は信じたい。
あらゆる場所で、「最近の少年誌は質が落ちたよね」と囁かれる昨今、彼の問題提起がこの閉塞的な状況を打破する一つのきっかけとなればいいのですが。
あと、サンデー自体はどうでもいいが、『金剛番長』だけはちょっと別格だからなあ。やっぱり鈴木央さんも同じように編集の嫌がらせ・脅迫とか受けてるのかなあ。『ULTRA RED』のリベンジの意味でも、彼には彼なりに最高の漫画を貫徹してほしい。とりあえず編集者の名前が出てきたらアウトかな。サンデーの人材が流失していく中で、ほぼ唯一の逆パターン、しかもジャンプからという、変わり種中の変わり種な作者はそろそろ本当に報われてもいい時期だと思う。無事完結してくれることを祈る。
「美術的価値ある原稿を失った」 “金色のガッシュ!”作者、小学館に330万円損賠求め提訴…原稿紛失で
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1135710.html
「金色のガッシュ!」作者・雷句がサンデー編集部の裏話を暴露…編集者らを実名挙げ痛烈批判
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1135827.html
![]() | 金色のガッシュ!! 32 (32) (少年サンデーコミックス) (2008/03/18) 雷句 誠 商品詳細を見る |
![]() | 金剛番長 2 (2) (少年サンデーコミックス) (2008/05/16) 鈴木 央 商品詳細を見る |
僕の小規模な生活
なんだこの可愛い生き物はっ!
恐ろしいのは『妻』が実在の人物だということか。まあ書き方が上手いだけかもしれないけど。
前作『僕の小規模な失敗』の続編。なんとこれがモーニングで連載されたものだから、もはや作者はアングラでサブカルな漫画家では済まされないことになった。
この漫画にはそういった、この漫画自体を始めるいきさつなんかも含まれた作者の、妻との結婚後の生活が書かれる。やはりモーニング関係が転機だったのだろうか、その辺りからの話は仕事や編集部の話が増え、作者がある意味成功していく過程を描いている(あくまで作者自身は暗いし疑心暗鬼なまんまだけど)。ジャンプSQの打ち合わせにおいてハンターハンターの再開を知った作者のしめしめといった姿が可愛らしい。モーニングより前は、不器用な作者がバイトで苦労し、妻がしばしばキレるという感じの内容で、前作っぽい。
しかし、なんか妻は時間が進むごとにどんどん太ってないか?太いっていうか、むっちりっていうか。特に仕事を辞めて以降。作者が「頭の大きさの割に手があまりに短くないか」とやたら気にしたりして笑える。そして食べるのが好きな妻。「もっもっもっ」という擬音とともになんか食べてる妻が可愛い。寝相悪すぎ可愛い。今で言うスイーツ(笑)な女子大生がどうなったらこんな風になるんだ?もうやばい。九州出身でなまってて可愛い。どう考えても人気の半分は妻のおかげだろ。
くそう、実在するのがたちが悪い。
『僕の小規模な失敗』福満しげゆき
最近のサブカル関連の漫画家ではかなり目立ってきている作者。モーニングでの『僕の小規模な生活』連載終了後もSnoozerやジャンプSQで「小規模な」連載を続けている彼だけど、この作品はその彼の出世作らしい。
この人の漫画の主人公はいつも同じ人だ。それは「作者自身」である。そしてこの作品はまさに作者自身の経験、何とも日陰者でしかし過激な方には走れないチキンな、そして人と触れ合うことに関して極度に不器用な人間の青春である。こんなこと言っていいのか分らないが(笑)、確かになかなか一般的な成功ラインから外れた人生を送っているようだ。しかも妙に自我がしっかりとあるため何も考えないバカにもなれない。そんなもがき苦しむ様(といってもひたすら悶々とするだけだけど)が何とも(ああ、こんな書き方したくないんだけどなあ…)「私にも当てはまる、当て嵌まり過ぎる」感じで胸を打った。
工業高校を辞め、自分の拠り所であるはずの漫画も良く分らなくなって途方に暮れる作者。
どうしよう…
恋愛ゲームにも参加できず…
漫画コンクールで相手にされず…
学歴コースからも脱落しちゃって…
ずっとこんな感じで苦しむ彼の様子が、面白くもあり、だけど恐ろしくもある。作者が特に悶々とするのが実は漫画よりも女の子のことであるのがなんか生々しい。
しかし、そんな無気力な生活の中で作者は一人の女の子と出会う。その女の子は結構頭がいいとは言えない感じの女の子だけど、作者はそう思いながらもどんどん惹かれていく。この本は作者の情けなくも清々しい恋愛話としての側面も持つ。ストーカーまがいにもなりつつ、何と最後はその女の子と結ばれてしまうところは、なんか素敵。というか、読んでいて妙に希望がわいてきたりして。そしてこの女の子が後に「妻」というキャラで、彼の後の作品の重要なキャラというか、「漫画家としての一番の武器」となる。確かにこの人は可愛い。この本でも十分に可愛いけど、『僕の小規模な生活』(この本のあと、漫画家としての作者とその妻の生活やら、あと編集部の話とかの漫画)における妻の可愛さは凄い(いいなあこんな夫婦)。というかこの人の極端なデフォルメの中で、女の子が妙に可愛いのはやはり彼の武器だったのだろう。
作者の作品、または彼の日記とかからはやはりその人の良さがよく表れている。だからか、そんなに派手な話ではないのに、「妙に」面白い。この感情を説明できないのが残念だけど、説明できてしまったらもうこの作品を楽しめなくなりそう。そんなある意味「危うい」作品。いやでも普通に面白いですって。あと「アックス版まんが道」とは言うけれどそんなに漫画の比率は高くないのが笑える。
いきなり「僕はそもそも何が書きたいとかそーゆうのが無い」だもんなあ。
人間昆虫記/ 手塚治虫
あと、三つ首の陽気な犬野郎の一番サブカルな人に勧められた漫画を読み終えた。
また手塚治虫。現在手塚治虫強化月間実施中で、いろいろと勉強せねばなるまい私的に。正直なところ手塚治虫で卒論が書けるのなら幾らでも読みつくすのに。
この話もやはり「大人向け手塚治虫」的な作品で、社会的な部分や狂気的な部分が散見される。この作品の特徴は、主人公が誰なのかよくわからない点である。やっぱりあの女なのかなあ。この女、十村十枝子は模倣に長けていて、人の長けている部分をなんでも見よう見まねで吸収してしまう。役者としての才能からデザイナー、作家、そして会社の重役としての能力まで盗んでしまう。そういった盗んだ能力で外面を固めた彼女はいくつもの社会的名誉を獲得するがしかし内面は…というのが大体のあらすじか。
彼女のその性質上、大体彼女に近づくキャラはいい目に合わないので、その辺が見どころ。彼女がまたなかなかにひどい女で、ありとあらゆる手段を使って脅迫から人殺しまでやってしまう。その素晴らしいアンチヒーローぶりを見せる彼女も常にある苦悩を抱えているが、その部分がやれ現代社会においてはどうだとかああだとか、人間における外壁と内側がどうのとかいってファンの間では議論されたりするらしい。漫画から社会問題の話につながるのが手塚漫画らしさを出している。
登場人物が嫌な奴ばっかりなのも見逃せない。読んでいるとだんだん腹が立ってくる。何せ中心の彼女が相当に嫌なキャラだから、それを取り巻く環境も大いにブラックなものだった。とりあえずこういう漫画にハッピーエンドはまずあり得ないわけで、この漫画もそれに漏れず何とも言い難い終わり方をする。
『奇子』ほどグロテスクではないが、しかし別の方向で後味の悪い作品。後味の悪い作品は好きだ。彼女は結局いつも一人で、その徹底ぶりはかっこよくもある。正義の概念はへし折られゴミ箱に捨てられる。そして悪い奴はその醜い中身を、時にはちらつかせ時には全開にする。そういった描写をどうとらえるか。手塚治虫は本当に邪悪な漫画家だなあと思う。それでいて、いやむしろだからこそ、ものすごく純粋なものも描けるのかもしれない。
やっぱり思うのは、奇麗なものを作れる人は汚い部分を持っているし、逆もまた然りということだ。いい作品を作りたかったら、やっぱり汚れる必要があるのだろう。不健康万歳!泥でも塗りたくってやる。
平野耕太・榎本俊二
まさかヘルシング最新巻より先にこっちを手にしてしまうとは……。まだ九巻は未読な私。
『HELLSING』で狂った熱血描写とともかく悲惨な世界観と過剰なネーム力で有名な平野耕太、彼がその前の時代、ファミ通PS(最早名前自体がノスタルジアの世界なのか?)にて連載していた大暴走漫画。一応ゲーム版『げんしけん』的な部分はあるが、そのコアさはともかくぶっ飛び具合は確実に比べるべきものですらない。ヘルシングの台詞回しがやたら調子がいいときのテンションでゲーム関係のマンガを書くとここまで酷くなる(素晴らしい!)!ネタもいちいちレゲークソゲーの嵐だが、それをファミ通誌上で、しかもこれでもかというほど執拗にやっていたというのは凄い。更に徹底的なこの時期のスクウ○ア(7,8くらいの時期)批判(というかおちょくりというか)を展開する様はまさに気が狂っとる。挙句の果てに「自分で選べもしねーで流れに乗ってゲーム買う奴なんざセングラでもやってろっての!!」というセリフまで吐く始末。結局打ち切り。当たり前だ大馬鹿野郎!!!最高すぎる。そして頻出するヘルシング巻末とかのあのヘロヘロなノリ。ああいうのが好きな人は好きになれるかも。あ、でもレゲークソゲーの知識が無いときつい……。私も半分くらいは分かってない気がするし。あとおっぱいはでっかい。やたらでっかい。平野耕太、男である。
今日は夜も十時を過ぎてからブックオフに行って、久々に二千円以上のお金を漫画だけにつぎ込んだ。悔いは無い。
他に買ったのは『アドルフに告ぐ』全巻セット(まだ読んでない)とこれ↓
とあるお知り合い様のレビューを読んで感化された、『えの素』大好きな私(集めたい!でも意外と見当たらない)は、こんな本もブックオフで見つけた。ちなみに平野耕太の上の本も結構レアそうだ。
こっちは『えの素』のぶっ飛び方とも『ゴールデンラッキー』のシュールさともちょっと違う、でも共通したノリで持って作者の育児の経過を綴ったエッセイ的な漫画。育児漫画だから基本ほのぼのしているが、それでも特にだれることも無く、むしろ勢いに乗って読めてしまうのは作者の実力というか技法のせいだろうか。色々省略してスピーディーに状況転換する作風は、ひたすら突っ込みのいない『えの素』の良く分からないがからっとした勢い、エログロなのにそれを感じさせない勢いにおいて確立されたものだったが、それがこの漫画の上では完全に作者の持ち味として輝きまくっている。言うなれば「育児ギャグ」漫画なんだろうが、彼以外の漫画家の誰でさえもこんな漫画は書けるまいといった独特のスピード感溢れる作風が、まさかこんな漫画でも発揮されるなんて。そして子どもかわいいけど、奥さんがまた可愛い。しかし漫画家夫婦ってなんかいいなあ。えっトガーシー?タケウーチー?あと四回しか読めないよHH。
アドルフに告ぐは明日読もう。
やった、久々にCDとかのこと以外のことを書けたぞ!
夕方に寝ると夜中は自由
よく考えたら、Babyshamblesの新譜も出ているらしく、プロデューサーがまともだから音が割といいと聞いてたから買わなきゃならない。吉井和也もつてでライブに行く可能性があるから欲しいし、スピッツもなんかアニバーサリーな感じも込みで買いたいし、Nine Black AlpsもまさかのLove/Hateだし、止めにRadioheadだし。
学校始まって忙しくなってからと言うもの、音楽を聴くことのありがたみというか、音楽を聴くことに関する思想性云々がまたぶり返してきた。夏休みはだれてしまうことが多いから思想性もだれてました。生活にはある程度の切迫感と忙しさが必要だなあ。
今書きたいのはビーチボーイズについてとピータードハーティーについてだけど、本気で書くには内容を全然煮詰めてないから書けない。どうせキモイし。
だから漫画のレビューをするのです。しかも二個も。別に酔っ払ってませんよ。寝てないだけ。
・黒博物語スプリンガルド
『うしおととら』『からくりサーカス』の藤田和日郎が、何故かモーニングで短期集中連載していた作品。もう小学館から離れるのかな。サンデーはもう終わりだなあ。ハヤテが看板な時点で何かおかしい(マガジンも絶望先生を割と前面に押してる気もするが気にしない)。
サンデーの終わってる感とかはともかく、この作品もまたいい作品でした。個人的にはこの一個前の『邪眼は月輪に飛ぶ』のおどろおどろしい雰囲気の方が好きですが、こっちのいかがわしく騒がしくも適度に洗練されたロンドンの町並みも素敵です。作者のファンじゃないと分からないことを言うと、『邪眼』はうしおととらっぽくて、『スプリンガルド』はからくりサーカスっぽい感じがしました。単純に舞台がヨーロッパだからかもしれないし、作中のスプリンガルドがオートマータっぽいからかもしれない。『邪眼』が超常性とか終末性とかと日本の宗教的超能力を組み合わせた「世から離れた」作品であるのに対し、これは怪談チックな雰囲気や偽悪性、愛憎、そして最後は童話チックな話もあったりと、より「世の中」における話になっています。この辺の対比は多分本人も考えているだろうから、それだけにこれから彼がどう動くのか(本格的な連載を始めたりするのか?)といったことが気になります。
もちろん、藤田節なキャラの熱さや、駄目な言い方をしてしまえば「男の熱いツンデレ心」は健在です。元放蕩貴族の男がやはりかっこいいです。こういう感情のキャラを書かせたら本当に彼は上手い。ちょっとした話の仕掛けもあったりしてやはり良く出来てます。短編だから『からくり〜』の中だるみもないし。あと、やたら女性の服が破けておっぱいが出るのも健在です。何だあれは!芸風なのか……?
ともかく、ロンドンの怪奇事件モノを藤田和日郎が料理するとこうなると。読んで損はしないはずです。良かったらぜひ、と何故か販促をしてみたり。あと学芸員さんかわいい。
藤田漫画は主人公側のキャラに狂気な目を書くのがいいですね。熱さと狂気は十分両立する。藤田は前者寄り、ヘルシングなんかは後者寄りと言えます。
・うたかたの日々
ボリスヴィアンの同名小説をあの鬼才岡崎京子(何回このブログに登場したことか)が最大級のリスペクトと独自の退廃的センスを込めて漫画化した作品。これも連載終了後(連載は94年)中々コミックスにならず、『ヘルタースケルター』ともども幻の超名作とされていたけれど、『ヘルタースケルター』のコミックス化を受けてこちらも初のコミックス化、というややこしい事情があるらしい。こういう事情もどんどん彼女を神格化させるわけで、やっぱりキャリアからの不幸なリタイアというのはその人物を神様にしてしまうものなんだなあと思います。
どうでもいいですがこの作品、福岡の本屋に果たして存在するのでしょうか。私はアマゾンで買いましたが、それ以前に色々と探し回ったんですが(ブックオフとかも当然含む)、全く見つかりませんでした。あんなに岡崎作品が充実しているジュンク堂に無かったんだから、欲しい人はネットで買うのが確実です。いい時代だ……。
私はボリスヴィアンの原作は読んだことは無くて、従ってこの話を読むのは漫画が初めてなわけです。結論をいきなり言いますが、この時期の岡崎京子の作品(短編でなくきっちりした作品。いや、短編も傑作だらけなんだけど)に外れはまずありえません。というか『PINK』以降の彼女の作品はクオリティの差こそあれ、どれも異常な癖があり面白いです。彼女は何ていうか本当に漫画界のビート詩人でパンクロッカーだから、そのぶっ飛び方はそれ相応のものがあります(ところで筆者はビート詩人って単語を良く知らずに使いました。作家の名前しか知らんぜ。このおませさんが!)。それは例え他人の作品であろうと健在で、独特の読んでてヒリヒリじりじりする感触が伝わってきます。これは原作がまさに「幸せからの転落」の話であるため、読み進めていくうちに幸せの腐食が進んでいくのが読んでて辛いw
簡単なあらすじ。幸せな金持ちの男女がいましたが、結婚直後に謎の奇病「肺に睡蓮が巣食う」というものに襲われてしまいどんどん衰弱し、それをどうにかしようとする男の生活も崩壊していく話です。他の登場人物もしっかりと自己主張をしたり嘆いたり死んだりして存分な活躍をします。しかしまあ見事に悉く不幸に落ちていくwwwこの独特の「滅びの美しさ」、小説なんかではこれをどう上手く表現するかが問われるジャンルがしっかりあるわけですが、こと漫画においてそれを恐ろしくなるほどのクオリティでやってしまうのは彼女くらい。特にこの話は美しい睡蓮の花が胸を突き破るというファンタジックで恐ろしいモチーフが元としてあるため、それは間違いなく作者の滅びの美学にぴったりなんでしょう、恐ろしいほどの相性の良さです。元々当時から「文学的」とかそんな形容詞でサブカル的評価を得ていた作者が、本当に文学を題材にしてしまったわけで、そのテーマに負けないほどのしっかりとした作品となっています。原作は結構幻想的な部分があるようですが、それを岡崎はサイケでデカダンでそして冷徹な手法で描くもんだから、緊張感や圧迫感が視覚的にビシビシと感じられます。描写は彼女にしては色々とあっさりとしている部分、あと彼女特有の説明不足ぎみな部分もありますが、その分だけ書かれていない部分を想像すると、そこが酷い状況を想起させるという辛い形で感情移入を可能とさせるため、これはこれで問題ありません。
ともかく「滅びの美学」が大好きな人は読んで損することはまず考えられません。そうです、美しいものが滅びることそのものに、胸が詰まり睡蓮が突き破って出てきそうなほどの「美」が宿るのです。・・・・・・しかし悲劇ものなのにやたらクールで虚無な感じなのは流石だ。
岡崎京子が好きな私はこんなのも好きです(アマゾンとかの関連商品風)。
・ライ麦畑でつかまえて
・村上春樹作品
・ビーチボーイズ
・ピートドハーティー
・レディオヘッド
・アートスクール
一番下が一番恥ずかしいんだよ!まあいいけどどうでも。
さあ、文芸部の作品はとっくに締め切りを過ぎているが、書き終わらなくちゃな……なるべく早く。なんか元ネタというか、何に私が影響されているかすぐに分かるその感じがイヤだ。でもそれしか書けないし書く気も無い。
今週の「魔人探偵脳噛ネウロ」がやばい
久々にジャンプ読んでてびびった。何だアレ!?
相当凄い殺し方だったけど、それで笑えるかと言ったら全然笑えない。
ひたすら、その惨さに胸糞悪い何かを感じた。
凄い、ジャンプってこんなことしても良いんだ。
なぜかワンピースの後に載ってたから、下手したらそのまま読んでしまった
小学生とかのトラウマになりかねん。俺だったら軽くなってる。
しかしジャンプてここまでびびったのは、ハンターハンターの
カイトやらポックルやらが死んだところ以来かなあ。
でも怖さの種類はどっちかというと寄生獣的な感じ。
あと、今回までに張られていたある伏線が回収されたところから、この作品がよく
練られて作られていることが判る。週間で、しかも新人でよくここまで。
前から信者みたいなものだったけど、今回のは衝撃がデカいわ。
ドーピングコンソメスープとか書いていた頃から、ものすごく成長している?
それともはじめからの構想の中にあったのか?どちらにしろ、間違いなく、今
ジャンプの中で最も先が気になる漫画。
しかし、本当、何でこんな漫画がジャンプで続いていられるのだろう。
最近買った漫画/なんか欲しい漫画
最近買った
魔人探偵脳噛ネウロ (6)/松井 優征
さよなら絶望先生(4) /久米田 康治
最近あまり買ってないなー。お金欲しい。バイトしなきゃ。
欲しい
デトロイト・メタル・シティ(1) /若杉 公徳
もやしもん(1)〜(3)/石川 雅之
のだめカンタービレ(1)〜(15) /二ノ宮 知子
案外、流行りモンに弱い。特に一番上は欲しいー。

































